3歳ごろから本格的な幼児教育を始めたいと考える家庭が増えます。
国内には様々な幼児向け教室や教材が存在しますが、昔から根強い人気を誇るのが小学館が展開する「ぷちドラゼミ」です。
今回は、幼稚園・保育園の年少クラス(3歳クラス)の幼児に向けた「年少コース」の詳細を口コミを中心にご紹介します。
ぷちドラゼミ年少コースとは?
「身近な生活の中から題材をピックアップ、『あそび』を『まなび』に近づける」ことをコンセプトに開発された、3歳ごろから始められる幼児向け通信教材です。
文字や数を学べるワークブックと学びを家庭で実体験するためのヒントが書かれた教材とで構成されているのが特徴です。
ぷちドラゼミ年少コースの口コミ一覧
では実際に、良い口コミから確認してみましょう。
良い口コミ
2児の幼児(女の子)のママ
「「幼児ポピー」と「ドラゼミ」を比較してみたところ・・・・教材のボリュームは大して変わらないポピーは「1日10分の学習」をモットーにしてます。
ドラゼミは「1日2ページ」なので時間にしたら数分〜10分でしょう。
よって、どちらの教材も学習量はたいして変わりません。「たったの10分か!」と短く感じますが、幼児の集中力を考慮すると1日あたりの学習時間はこの程度で十分なのかもしれません。
たくさん量をこなすより「毎日継続する」ことが大事なのでしょう。
ワークの内容・難易度も似たりよったりワークブックの内容や難易度も似たりよったりの印象でした。
こまかいちがいはありますが、どちらかの教材が「すごくレベルが高い」わけではありません。
どちらの教材も難しい問題に早くから取り組むのではなく、月齢にあったワークで「わかる」「解ける」達成感を重視して作られています。
子どもの反応も変わらない(笑)「ドラえもん」に子どもがすごく喜んで、「ポピーをやめてドラえもんにしたい」と言いだすかなぁと思っていたのですが。
意外とそんなことはなかったです(笑)うちの子は、ポピーの無名なキャラクターでも十分のよう。
「根っからのドラえもん好き」ならドラゼミを選ぶかもしれませんが、そうでもなければキャラクターにそこまでこだわる必要もなさそうです。
デジタルドリルが魅力的ドラゼミのいちばんの魅力は「デジタルドリル」だと感じました。
毎月500円で本格的なデジタル教材が利用できるのはとてもお得ではないでしょうか?
ただ、我が家は対応タブレットを持っていないので意味ないのですが・・・。
対応タブレットをお持ちのご家庭には、ぜひ試してみて欲しいです。」
参照:https://cheerfulmother.com/ドラゼミ/
2児(女の子)のママ
「ぷちドラゼミは、年少→年中→年長コースと進んでいきます。
わが家では有名3社(ドラゼミ・こどもちゃれんじ・ポピー)の体験の無料教材を比較して、子どもの食いつきのよかった「ぷちドラゼミ(小学館)」を選択しました。
そして年払いした方が受講料が安かったこともあり、1年間続けて受講。教材が溜まってしまうかな?ということは心配でしたが、子ども自身から「ねぇ〜今日ドラゼミやる〜!!」という言葉が自然に出てきたので、結果的に無理なく1年続きました。
【中略】うちの長女は1月生まれ。つまり早生まれで、小さいうちは学習などに関して不利だと言われます。
そんな長女がぷちドラゼミ年少コースを取り組んでいるのを見ていての難易度としては、「やや やさしめ」といった印象でした。
冬ぐらいのワークでは、サクッとできるページも増え、「もっとやりたい!」と言われて困ったこともあるほど。
だけど、嫌にならない・自分からやりたい内容・やっているうちに自然に読み書きを習得・妹への良い影響(絵本を読んであげるなど)を考えると、やさしい内容ながらにも、しっかり効果はあったのかなというのが率直な感想です。」
幼児のママ
「アニメのドラえもんのキャラクター以外にも沢山のキャラクターが登場します。
親は誰がどのキャラクターなのか覚えられませんが、子どもはすぐに覚えてしまいました。
親しみやすいキャラクターなので、子どももお気に入りで、毎月のワークが届くのを楽しみにしています。
ワークの本は、24項目のワークと5ページ位の物語の構成になっています。
ひらがな、数、運筆、からだ遊び、ハサミ等を使用して工作をする内容になっています。
一つ一つの項目はそんなに量が無いので、すぐに終わってしまいます。
我が家は毎日取り組むのではなく、週末にいくつかまとめて取り組んでいます。
ワークが終わる毎に、ドラえもんとドラミちゃんに好物のどら焼きとメロンパンのシールを貼ってあげる様になっていて、シールを貼る楽しみと、達成感を感じています。
1学期までは主にひらがなを読む学習でしたが、2学期からは簡単なひらがなを書く練習も始まりました(つ、く、し等)。
ドラゼミをきっかけに、最近ではどんどん文字を書く事に興味を持ち始めました。
幼稚園のクラスではまだ文字が書けない子も多いので、他のママさん達にも驚かれました。
教材費もそこまで高額ではないですし、内容も充実しているので、今後も受講したいと考えています。」
参照:https://幼児教育教材.net/review/default/review/17/413
ドラえもんに子供が親しみ、楽しんで学習を進められたという声が多くみられます。
また、幼児の時期からひらがななどの学習に取り組め、就学前の学習準備になったという効果を感じている親御さんもいす。
悪い口コミ
幼児のママ
「子どもがドラえもんが好だったのでこちらだったら興味を持って取り組んでくれると思い選びました。
これをやるまでは特に家で勉強勉強とやらせていた訳ではないのですが、こちらの教材が届いて子どもにやらせると内容が簡単らしく、すぐに何ページもやってしまい数日で1ヶ月分が終わってしまいました。
子どもも物足りないらしく、私ももう少しじっくり考えて取り組めるような内容のものがいいなと判断して他社のものに変えました。」
参照:https://minhyo.jp/dorazemi
幼児のパパ
「料金はページ数との兼ね合いを考えると高いです。
版権等の問題もあるでしょうから仕方ないかも知れません。
教材はわかりやすいみたいで毎日楽しそうにやっています。
楽しくやっていけているのが良い。学習効果の程はわかりません。
具体的な結果としては出てきていないと思われます。サポート体制自体を知りません。使ったこともないです。
妻なら知っているかもしれません。【以下略】」
参照:https://www.jyukunavi.jp/hyouban/blist/k55656.html?page=2
悪い口コミには、内容が簡単すぎて物足りないというものが目立ちました。
また料金については安いと感じる人が多い一方で、キャラクターの版権利用代を気にして高いと感じる人も散見される状態です。
口コミまとめ
良い口コミ
- ドラえもんなどキャラクターに子供が興味を持って楽しめた
- リーズナブルに教材が手に入り、お得感があった
- シールを貼るなどの楽しみが盛り込まれていて、無理なく続けられる
- ひらがなの読み書きなど、就学前の学習準備になる
悪い口コミ
- 教材のレベルが低くすぐに終えてしまい物足りなく感じる
- ボリュームの割に高く感じる
- 具体的な学習効果を感じられない
- サポート体制が整っていない(ように感じられる)
特徴的なのは、キャラクターに魅力を感じている人がいる一方で、キャラクターを利用することによる教材費の割高感を指摘する人がいるという点です。
また、就学前の学習準備についても最適だという人とレベルが低いと感じる人で意見が分かれるようです。
家庭の価値観と子供のレベルに応じて学習教材を選ぶ
ぷちドラゼミに関わらず、多くの通信教材が公式サイトや資料請求によって得られる資料で体験版の教材を準備しています。
価格に適した内容やボリュームであるか?子供の学習レベルにあった内容であるか?を、そうした体験版を通して確認するようにしましょう。
年間利用で割安になる教材もあるので、選び間違えないように注意し、賢く幼児教育を進める工夫をしたいものです。