「そろそろうちの子供も幼児教室に通わせたいな…」
「うちの子にはとにかく頭がよくなってほしい!」
こういった親御さんならもしかしたら聞いたことがあるかもしれない幼児教室「ひまわり」。
子供を医者に育てたい親のために設立された「ひまわり」の実態を、メリット・デメリットともに詳しく解説していきます!
口コミもご紹介しているので、幼児教室ひまわりを気になっているママたちは参考にしてくださいね。
また、ひまわりに限らず、子供に通わせたい人気の幼児教室ランキングをご紹介した記事もあります。合わせて読んでみてください。
幼児教室ひまわりとは?
幼児教室ひまわりとは、内科医である熊野貴文さんが塾長を務める、子供を医者に育てるための教育を行う幼児教室です。
日本にはさまざまな幼児教室がありますが、特に多いのは子供の個性を伸ばし将来の可能性を広げることを目的としたもの。
しかし幼児教室ひまわりはそうではなく、とにかく子供を将来医者にすることだけを目的とし、しかも主に保護者を対象とした授業を行う少し特殊な幼児教室です。
子供を医者にさせるには、幼少期から特別な教育を受けさせなければならないというのが幼児教室ひまわりの考え方。
たしかに大学の医学部に合格した人の半数以上が中学受験を経験していることから、医者になるためには早くから勉強させることが重要であることが分かります。
子供に勉強させることはもちろん、親としての心構えや子供に勉強させる方法など、保護者向けの授業やセミナーも充実しており、子供を医者にするための万全のサポート体制が整っていると言えるでしょう。
幼児教室「ひまわり」はこんな人におすすめ
幼児教室ひまわりは、特にこんな親御さんにおすすめです。
- とにかく子供に医者になってほしい
- 自分自身や親族が医者のため、子供にも絶対に医者になってほしい
- 必ずしも医者にならなくてもいいが、医学部に入れるくらいの秀才に育ってほしい
幼児教室ひまわりは一般的な幼児教室とは少し目的が異なるため、このように明確に考えている親御さんにはおすすめです。
反対に、
- 子供にはのびのび育ってほしい
- あまり詰め込み教育はしたくない
- 遊ぶことも子供にとっては大事
このような考え方の親御さんの場合、幼児教室ひまわりはあまりおすすめできません。
お子さんも、親であるあなたも途中で挫折してしまう可能性が高いです。
幼児教室「ひまわり」の口コミ
幼児教室ひまわりの概要は分かったけど、実際のところどうなのか気になりますよね。
どんな授業内容なのか?
医学部への進学率は?
どんな先生がいる?
公式サイトには詳細な情報があまり載っていないので、ネット上の口コミを集めました。
しかし、実際に授業を受けている保護者の口コミはほとんどなく、まだあまり認知されていない、もしくは受講者が少ないのかもしれません。
実際の口コミ▼
メルマガでも子どもが勉強するようになるための親の心構えが繰り返し語られます。」
やはり親への授業内容がメインで、実際の勉強の仕方は親が学び、それを子供に教えるという手法です。
年齢が上がるにつれ、実践編の勉強法の割合が多くなるそうです。
実際の医学部への進学率などはどこにも記載がないので、統計をとっていないのかもしれません。
幼児教室「ひまわり」は高い
気になる幼児教室ひまわりの授業料ですが、各年齢のコースによって少しずつ異なります。
年齢が上がるにつれて授業料も高くなり、一番高いのは小学校高学年コース。
一回の授業(90分)が18回あり、一回24,000円なので合計で432,000円。
入会金は3万円なので、合計すると462,000円になります。
さらに、その他教材費は別途かかるようです。
一般的な幼児教室は月謝8,000円〜12,000円、入会金1万〜3万円程度が相場なので、高い方の相場で計算したとしても年間で12,000円×12ヶ月=144,000円
144,000円+入会金30,000円=174,000円となりますので、ひまわりの方が2.6倍も高いことになります。
とはいえ医学部に入学させるにはそれなりに費用がかかることを承知の上で申し込む親がほとんどなので、あまり費用に関しては気にならないのかもしれません。
幼児教室「ひまわり」はどこにある?
幼児教室ひまわりは、実は全国展開しておらず大阪にしか教室がありません。
そのためなのか、無料で登録できるメルマガがあり、そこでいろいろとためになる情報を得ることができるようです。
メルマガの内容自体は評判がいいので、登録するだけなら無料ですしおすすめです。
高い費用をかけずに秀才を育てるには?
ここまで読んで、幼児教室ひまわりは気になるけれどそこまで多くの費用をかけられない・大阪は遠いとお感じになっている方も多いと思います。
そこで、秀才たちは幼少期どんな習い事をしていたのかをご紹介したいと思います!
意外と定番な習い事ばかりでしたので、参考にしてみてくださいね。
東大生に聞いた!幼少期にやっていた習い事ランキング(学習塾を除く)
第一位:水泳
第二位:ピアノ
第三位:英会話
第四位:習字
第五位:サッカー
一位の水泳を習っていた現役東大生のうち、6歳までに始めていた人が過半数以上となりました。
頭がよくなるような習い事ではなく、心身を鍛える習い事を早くから始めることの方が、結果的には秀才を育てることに繋がるのかもしれません。
特に水泳はタイムや距離、レベル別のクラスなど、目に見えて自分の努力が数字で分かるため、「がんばれば結果が変わる」ということを早くから実感できるという意味でもおすすめです。
ちなみに面白い結果もあり、同アンケートによると早期の幼児教育を謳った幼児教室に通っていた学生は一人もいなかったとのこと。
幼少期からエリート教育をするよりも、心身を鍛えたり、自頭がよくなるような知育系の幼児教室の方が子供にとってはいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
大阪にある、子供を医者にすることを第一の目的とした幼児教室ひまわりについてご紹介しました。
子供を医者にするには親の心構えや教育の仕方が重要であり、それを一緒に学んでいきましょうというのがひまわりです。
塾長自身が難関中学出身、医学部卒なので勉強の仕方などは大いに参考になりそうですし、他では得られない情報が得られるでしょう。
ただし難点としては、子供を医者にしたいというのはあくまでも親の考えであり、子供の意見を尊重していないことになります。
可能性は親が引き出してあげるべきですが、子供が自分の意見を発信するようになったらしっかり受け止めてあげてくださいね。
また、さまざまなアンケートの結果から、幼少期からエリート教育をしていても実際に東大に入ったり医者になったりする人はかなり少ないことが分かっています。
実際のエリートは幼少期、水泳やピアノ、サッカーなど心身を鍛える習い事を早くから始めていたという傾向があります。
結果論から言えばエリート教育ではなく、一般的な習い事や知育教育を第一とするような幼児教室を早くから始めさせるようが、医学部に入るような秀才に育つのかもしれませんね。