幼児を勉強好き・嫌いにする親の特徴と覚えておきたい幼児期の習慣について

乳幼児を抱える親なら誰しもが「できるなら自分の子には勉強好きに育って欲しい」と願うものでしょう。

無理強いはしたくないものの、自ら勉強に励んでくれると心強く感じるものです。

しかし、そんな幼児が勉強好きになるかどうかの鍵を握っているのは、親のちょっとした特徴にあることをご存知でしょうか?

今回は、子どもの勉強への姿勢を左右する親の特徴についてご紹介します。

幼児期で実践すべき習慣についてもご紹介しますので、合わせて覚えてみてください。

幼児を勉強「好き」にする親の特徴


まずは、子どもが勉強好きになる親の特徴についてご紹介します。

1:「五感を使って子が楽しんいることを尊重している」

スポーツでもアウトドアでも。

親にとっては勉強と思えないことでも、子どもが五感をフル稼働させて楽しいと感じていることを尊重する親は、子どもを勉強好きにする傾向があります。

2:「自然体験を重視している」

幼児教育に長年従事している専門家やノーベル賞受賞者までもが口を揃えていうのがこちらの特徴です。

勉強好きな子どもに育てるには、自然の中で目一杯遊ぶことが重要。

自然体験は子どもの五感をフル稼働させることにも繋がります。

3:「子どもを褒めるのが上手い」

遊びでも学習でも、子どもが「できた!」と感じた際に親がそれを知り褒めること。

勉強好きな子を持つ親には、これが上手い人が多いと言えます。

褒めることは子どもに大きな快感を与え、意欲を伸ばします。
ただのマルではなく花マルをつける、言葉だけでなくハイタッチをしたり抱きしめてあげるのもいいでしょう。

大人が一見大げさに思えるくらいに子どもを褒めてあげると、向上心が育ちやがては学習意欲を育むことにつながるのです。

幼児を勉強「嫌い」にする親の特徴


続いては、必ず覚えておきたい子どもが勉強嫌いになってしまう親の特徴です。

1:「子どもが嫌だということを無理強いする」

専門家の中には、少なくとも未就学児のうちは子どもが嫌だと言うことを続けさせる必要はないという人が多いです。

子どもの言いなりに辞めさせていたら、勉強が嫌いになるのではと感じる親は多いですが、嫌いだと思ってやることは集中することができず、子どもに不快な気持ちが続くだけだからです。

2:「長時間勉強させる」

特に小学校低学年など、幼少期の学習に関しては、長時間勉強させるほど成績が下がる傾向にあります。

小さな子どもが真に集中できる時間は、長くても小一時間、多くの場合は数分で終わってしまうから。

週に1度、親子で集中する時間を數十分取るだけで、効果が得られると考える専門家もいます。

3:「失敗やミスを責める」

子どもは数え切れないほどの失敗やミスをして成長するものですが、それについて責められると挑戦心や好奇心が削がれてしまいます。

成長した私たち大人ですら、毎日のように失敗をして生きていますが、それを指摘されるとイラッとするのと同じです。

「どうやったらできるかな?」「次はできるはず!」と子どもの心に寄り添う姿勢を心がけましょう。

子どもが勉強好きになる習慣


最後に、これまでご紹介した特徴を踏まえて、子どもが勉強を好きになる習慣についてご紹介します。

親が頭に入れておくと自然と日々の行動が変わり、子どもが勉強を好きになる可能性が高いです。

遊びと勉強を分けない

勉強好きな子どもの大きな特徴の1つに、勉強が楽しいと思っているという点が挙げられます。

無理強いされるとこの気持ちが芽生えないことは、大人であっても同じでしょう。

勉強が楽しいと思えるためは、勉強と遊びを切り離さないことです。

幼児期の子どもは、たくさんのことを遊びの中から学びます。

公園でより高い遊具で遊べるように考えたり、きれいな花の名前が知りたくなったり。

子どもは自然とワクワクした気持ちのまま、新しいチャレンジをしたり物事を知ろうとしたりするわけです。

それを「これから勉強しよう」と大人が区切ってしまうのは勿体無いですね。

子どもが興味のある分野で知的好奇心を刺激する

人には必ず知的好奇心という知識と理解を深めたいという欲求が備わっています。

なおかつ、幼児期の子どもたちほどこの好奇心に溢れている時期はないのではというほど、子どもは様々な物事に興味を示し、それを理解したいという思いがあるのです。

興味のある分野ならなおさら。

動物が好きなら図鑑や塗り絵を通して、親子で一緒に理解を深める方法もありますし、時にはそうした“教材”を手作りしてみるのもいいでしょう。

子ども専用の机を設ける

小学校に上がると必ず、自分の机に座ってじっとしている必要が出てきます。

そんな姿勢が苦手という子は意外に多く、勉強に集中できない原因の1つとなることも。

幼児期から自然な形で机に向かう習慣がついていると、小学校に上がっても難なく机の前で集中することができるでしょう。

そのためには、幼児期から自分だけのミニデスクを持つなどして、机に向かった遊びを習慣化することです。

お絵かきや折り紙、本を読んだり手紙を書いたりと、子どもが楽しく集中できることを机の上で経験することが、勉強を身近なものにすると言えるでしょう。

毎日数分、“少しずつ”のペース配分で進める

子どもが楽しみながら進められる教材を見つけた家庭では、ワークブックなどを用いて学習を進めることもあるでしょう。

そのような場合に心がけたいのが、毎日少しずつ進めるということ。

1日5分でも、1ページでも子どもが楽しいと思える範囲を親が把握し、飽きないように見守る必要があります。

親も一緒に勉強する

仕事や趣味など、親が机に向かって作業する習慣があると、子どもも机に向かうことに集中しやすいと言えるでしょう。

そうした習慣がなくても、本を読んだり雑誌を見たり、親の隣で存在を感じながら机に向かうことが定着化すると、小学校へ上がった際の勉強する習慣に自然とつながることが多いです。

規則正しい生活を送る

当たり前のようでいてなかなか継続できないのが規則正しい生活を続けること。

毎日の生活に正しいリズムをつけることは、子どもを健康に育てるための必須条件ですが、勉強しやすい環境作りにもつながります。

生活習慣が乱れると睡眠不足や便秘など、体の不調をきたしやすくなりますが、そんな状態では人の集中力は続きません。

また、小学校に上がり「毎日晩御飯までに宿題を済ませる」などルールを作って本格的な学習習慣をつけたい際にも、毎日のリズムが不規則になっていては定着化しにくいと言えるでしょう。

幼児期のうちから早寝早起きのクセをつけ、3食を決まった時間に食べる生活を送ることで、スムーズに学習習慣を取り入れるように心がけましょう。

子どもの勉強好き(嫌い)は、子どものせいではない


ここまでご紹介したように、子どもが勉強好きになったり嫌いになったりする原因は、多くの場合、保護者にあると言えるでしょう。

もちろん、子どもが持って生まれた性格というのも影響はしますが、その可能性を伸ばしてやるのも縮めてしまうのも、親の心がけ1つです。

日頃から子どもの様子をじっくり観察し、興味を持つものを中心に自然な形へ学習意欲の向上へと導いてあげましょう。

小学校以降に勉強で子どもが大きくつまずくことがないよう、幼児期から覚えておきたい心がけですね。

特別記事