2歳の子どものしつけでやってはいけない5つのこととその理由

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イヤイヤ期という言葉があるくらい、2歳の子どもはとにかくやんちゃです

言うことを聞かない子どもに対して感情的になってしまうときもあるでしょう。

2歳は自我が目覚める大切な時期です。このときのしつけは大変ですが、この先の子どもにとって非常に重要な意味を持ちます。

2歳のしつけにおいて、やってはいけないことが5つあります。それらがなぜいけないのか、どうすればよいのかについてお話ししましょう。

2歳児によくある行動パターン


2歳児の子どもは、親を困らせる行動をたくさんとりますが、それは自然なことです。

2歳になると言葉の理解も急激に進み、自分の気持ちを前面に出そうとする、いわば自己主張が始まるのです。

このときの子どもが取る行動で代表的なものを例に挙げてみましょう。

友達のものを奪う、自分のものを貸したがらない

同じくらいの年の子どもたちといるときに、友達の持っているおもちゃを勝手に奪い取ったり自分のものは頑なに貸したがらなかったりします。

トイレに行きたくないのに行きたいという

トイレに行きたいと言って連れて行っても結局嘘だったなどの、意味のない嘘をつくようになります

スーパーで欲しいものを買ってもらえないと暴れる

欲しいものがあると、買ってもらえるまでその場を離れなかったり、スーパーにいる人が驚くほどの大きな声で叫んだりします。

叱られてもむすっとして謝らない

悪いことをして叱られたときに、ごめんなさいと言わずに不機嫌な態度を貫こうとします

できなくでも自分でやりたがることが増える

着替えや片付けなど、自分ができないことまで子どもが自分でやろうとするため、時間がとてもかかり他の作業が進められなくて困ることがあります。

イヤイヤ期は親がイライラしてしまってはいけない


2歳児は何を言われても「いやだいやだ!」と親の言うことを聞かないこともしばしばです。

これが続くことにより、親の方が疲れてしまいストレスを抱えやすくなります。

なぜこれほどまでに分かってくれないのだろう、と悩む気持ちは分かりますがここはぐっと堪えましょう。

イヤイヤ期は成長過程において必ず通る道です。

反抗的な態度も、子どもが成長しているということだと思えば受け入れやすくなるのではないでしょうか

親が感情的になってイライラしていては、良いことは起こりません

2歳の子どものしつけにおいてやってはいけない5つのこと


それでは、実際に子どもをしつけるときにやってはいけない5つのことについてお話ししましょう。

それぞれ、なぜやるべきでないのか、代わりにどう対処すればよいのかも説明していきます。

感情的に叱る

2歳の子どもに対して、感情的になってしまうのはよくありません

大きな声で怒鳴ったり、激昂してしまったりすることで、子どもが極端に怯えてしまい、最悪の場合喋ることができなくなることさえ考えられます

※代わりにこうしよう!

叱るときにはある程度強い口調にはなりますが、感情的にならずにきちんと理由を説明しましょう

「こんなことをしていたら、〇〇ちゃんがケガしちゃうでしょ?痛いの嫌だよね?じゃあこんなことはしたらダメよ」というように、しっかりと理由を言って聞かせるのです。

2歳児なら、それをある程度理解することができますし、なぜ叱られたのかが分かれば無駄に混乱させてしまうこともありません

子どもの言い訳を聞かない

2歳児は自分の言い分を主張したがるところがあります。

カッとなってしまうとつい頭ごなしに「ダメって言ったでしょう!」と叱りつけてしまいますが、子どもの言い分はきちんと聞くようにしましょう

※代わりにこうしよう!

子どもの言い訳を最後まで聞いた上で、それでもなぜその行為がダメなのかを言って聞かせましょう。

会話をしながら説明をするように心がけ、一方的に叱りつけることのないように気を付けてください。

外に閉め出す、暗いところに閉じ込めるなどの罰を与える

子どもは罰を与えられると、確かにその行為がやってはいけないことだったと学ぶことができますが、果たしてこれは正しいやり方なのでしょうか。

答えはNOです

子どもの心に傷となって残る可能性がある体罰と、この閉め出しや閉じ込めは大差ありません。

このような罰を与えることなく、理解してもらえるまでとことん向き合うことが大切です。

※代わりにこうしよう!

何度言って聞かせても分からない、言うことを聞いてくれない子どもに対しては、根気よく言い聞かせ続ける他ありません。

もちろん骨の折れることではありますが、根拠や理由を分かりやすく伝えれば必ず伝わります。

諦めずに頑張りましょう。しつけは根気が要るものです。

人のせいにする

しつけにおいて、その行為が正しくない理由を説明するために、「これをやってしまうと、〇〇さんが怒るでしょう?○○さんに怒られたら嫌だから、やっちゃダメよ!」というような言い方をすることがあるとしたら、それはよくありません

第三者を会話に登場させて叱ることで、子どもは叱られた理由を正しく理解しにくくなります。その行為自体が良くないことだと理解させることが大切です。

※代わりにこうしよう!

例え第三者に迷惑をかけるからやめさせる必要があることでも、伝え方に気を付ければ問題はありません。

あの人が怒るからダメ、ではなくその行為自体になぜ問題があるのかを説明すればよいのです。

パパとママの2人がかりで叱る

子どもにとって、親は全てです

パパとママが2人がかりで子どもを責めてしまうとき、子どもの心は深く傷つきます

2対1ですから無理もありません

2人がかりで責めることにより、子どもは疎外感を感じてしまい、味方がいなくなってしまったような気持ちになってしまいます

※代わりにこうしよう!

ママが叱るときにはパパは味方でいてあげる、というように子どもを追い詰めている状況を作ってしまわないように常に意識しておく癖をつけましょう。

逆にパパが叱るときがあれば、そのときにパパサイドにつかないことです。

この場合は子どもの味方でいてあげることで、しつけにおいてのバランスが上手く取れます。

育児に悩んだら無理はしないで相談を


2歳児のイヤイヤ期、親である自分が心身ともに疲弊してしまうこともあります

ある程度は仕方のないことですし、自分なりに気分転換をして乗り越えていくものですが、度を越えたストレスは健康に影響を与えかねません

もしも育児疲れが取れず、ストレスが解消されないようであれば相談先を探してみるのもひとつの方法です。

市町村などでそのような窓口を設けていることも多いため、探してみると案外すぐに相談先は見つかります。

選択肢として覚えておきましょう

子どもの個性をつぶさないよう、しつけもほどほどに


2歳児はいたずら好きですし、何でもやりたがるため、目が離せず育児も大変です。

しつけはとても大切なことです

ダメなことをダメだと理解させることは必要ですが、個性を尊重してあげることも忘れないようにしましょう

2歳という急成長期は自己が形成される大切なとき

このときに子どもは好きなことや嫌いなことがどんどん増えていき、それが子供の人格をつくっていくことにも繋がります。

個性を大切にしてあげることは親としての大切な役割です。

しつけはほどほどに、叱るときには叱り方に十分注意し、子どもの個性を潰してしまうことのないようにしましょう

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