男の子の習い事どうする?おすすめランキング一覧

  

保育園や幼稚園が慣れてくると、どこからともなく習い事についての話題が聞こえるようになります。

「今は複数の習い事をさせるのは当たり前!」とか「早ければ早いほどいい!」なんて声を聞くと、親としては焦ってしまうもの。

今回は男の子を持つママに向けて、習い事を始めるベストなタイミングや注意点、そしておすすめのものをランキング形式でご紹介します。

先輩ママに聞く!習い事を始めるベストなタイミングは?


習い事を始める最良のタイミングについての議論は、ママたちの間でも盛んに行われています。

しかしながら、これと言った明確な答えがないのが実情です。

幼児教育の専門家の多くは「子供自身が楽しいと感じ、自発的に取り組めることが大切」と言いますが、先輩ママたちは習い事とその開始年齢についてどんな経験をしているのでしょうか?

早期から開始した人

「何かを期待するわけではなく、女の子は上品に育つことが重要だと思い、1歳ごろからダンスや音楽を慣らしの意味を込めて連れて行っています。

お金持ちの間では生まれたその時から音楽は教養の1つで、お金の問題ではなく大人になる時までに上品さが身につけられるかが大事になります。

早いに越したことはないと思います。」

3歳ごろから開始した人

「0歳〜3歳は脳の発育が最も盛んだと知り、2歳後半から小さい頃に習得が好ましいとされる英会話に通わせています。

40分のクラスですが、集中力が続かないことがほとんどで、クラスから出てきてしまったり窓を眺めたりと、親が思うようにはいきませんが、本人の意志で通っているわけではないので、怒らず気長に通わせようと思います。」

「3歳になった頃に体操を始めました。体を動かすのが大好きな男の子ということもあり、家や公園では味わえない遊具や動きを体験させてあげたいというのが母親の気持ちとしてありました。

あとは、私が一人で見ているだけでは手にお家なくなったという理由もあります。
体操教室に通い出してから、しっかりお昼寝するようになり風邪もひきにくくなったので、今のところは通わせてよかったと思っています。」

小学校に上がってから開始した人

「幼稚園の時から体操とピアノ、小学校1年生から水泳を開始しました。いずれも本人が周りの友達を見てやりたいと言い出したものです。

子供が言い出したとはいえ、どれも学校教育に役立つものなので、低学年のうちに基礎を身につけておくのが後々に生きるだろうと考えました。

小学校高学年になると受験のための塾で忙しくなるので、運動系は基礎が身についた4年生ごろでやめてピアノだけは趣味として中学生になる今も続けています。」

早期から始める人も小学校に入ってから始める人も、習い事に関する考え方は様々ですが重要なことは、親からの押し付けにならないように配慮する点にあると言えるでしょう。

子供のタイプ別に見るおすすめの習い事一覧


幼児教育の高まりを受けて、幼児期から通える習い事にも人気が集中しています。

ここでは特に人気の高い習い事をランキング形式で確認してみましょう。

1位:「スイミング」

ある調査によると習い事をしている幼児のおよそ7割が通っているという結果が出るほど人気があるのがスイミングです。

ママとプールに入るベビースイミングなら、0歳から通うこともでき、幼児であっても長年通い続けているというベテランも多いです。

基礎体力をアップさせられるほか、免疫力が高まる効果が期待できるので、スイミングに通い始めてから風邪をひかなくなったという子どもも多い習い事です。

2位:「英会話」

今後ますます国際化が進むと言われている日本では、英語力は必須になるとも言われています。

言語習得は幼少期から耳を慣らすことが重要と考える専門家も多く、こうした背景が幼児の英会話人気を支えています。

子育て世帯の多いエリアやネイティブ講師のレッスンを受けられるなどの人気教室では、順番待ちが出ることもあるので、検討している方は早めに見学に行くなど工夫が必要です。

3位:「サッカー」

一昔前は男子の習い事といえば野球が大人気でしたが、ワールドカップの盛り上がりや道具無しにも始められる簡単さからサッカー人気が幼児向けの習い事で人気となっています。

親やボランティアが教える教室であれば格安で始められるものもあり、習い事を複数習わせたい親からは重宝される習い事でもあります。

4位:「幼児向け塾・幼児教室」

幼児教育熱の高まりを受けているのが、幼児向けの塾や幼児教室です。

小学校受験を目指す人はもちろん、受験を検討していなくても幼少期からの知育に関心が高い保護者に選ばれています。

一方で、言葉の遅れなどが気になる親からも、家庭教育のサポート役として選ばれることが増えており、英会話教室同様、人気の高い教室では順番待ちが出るところも増えています。

5位:「体操」

スイミングと人気を二分する男子の“体育系”の習い事がこちら。

小学校に上がってから本格的なスポーツ教室に通い始めることを見通して、基礎体力の向上を目的に通わせる親が多いです。

体が濡れてしまうスイミングに比べ、手軽に通わせられる点が親から指示されている特徴と言えるでしょう。

男の子が習い事を始める際に、親が気をつけたいこと


最後に、男の子のママが習い事を始めると決めた際に、注意点として覚えておきたいことをまとめてご紹介します。

しっかり者が多い女子と比べると、男の子は親が気にかけておきたい点が多いようです。

親の好みの押し付けにならないようにする

一般的に、幼児期の男の子は女の子と比較すると精神的な未熟さが目立つケースが多いです。

そのため、自分から特定の習い事を習いたいと主張しない子が多い傾向にあります。

「早期から習い事を!」と考える親であればあるほど、親の好みの習い事を強いてしまいがち。

子どもの個性にあった習い事をうまく見つけ出すように工夫するほか、子どもが自己主張できるようになるまで見守ってやる大きな心も必要かもしれません。

教室に危険がないか最大限チェックする

女の子に比べると体を動かすことが大好きで、ダイナミックな遊びを好むのが男の子の特徴です。

そのため、大人には思いつかないような動き方をして怪我をしてしまうことがあります。

体を動かす習い事ではもちろん、英語や塾などでも事前に必ず親が施設を見学し、危険と感じる場所がないかをチェックするようにしましょう。

また、気にかかる点があれば遠慮なく先生に確認し、怪我のないように指導してもらうなどの準備が必要です。

叱りすぎは禁物!褒めて伸ばすが伸びるコツ

男の子を育てるママが口を揃えていうのが「男の子は褒めて育てる」ということ。

普段は意識できているママでも、熱が入る習い事の前ではすっかり忘れてしまうということも。

幼児教育の最大のポイントは子どもが楽しんで取り組むこと」

うまくいかないことが続いても、仮に年下の子よりも上達が遅くても、決して叱ってはいけません

マイペースな子どもの上達を褒めながら見守りましょう。

子どもの個性に合った習い事を


今回は、男の子の習い事として人気の高いものを5つご紹介しました。

「男の子はスポーツマンに」と考える家庭が多いことから、スポーツ系の習い事が上位にランクインしています。

一方で、英会話や幼児教室など、国際化や幼児教育熱の高まりを受けた習い事も人気沸騰中。

いずれの習い事を選ぶ際にも、子どもの個性を大切に大きな心で見守りたいものです。