赤ちゃんだった子供が成長するにつれて、親が気になり始めるのが習い事です。
男女差が出やすい習い事では、男女で人気に違いがあるが事実。
今回は、女の子に人気の習い事について、子供の性格別で一覧をご紹介します。
習い事をさせるメリットやデメリットについても合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
幼少期の男女差とは?
女の子の習い事のご紹介の前に、幼少期の子供たちの性差について押さえておきましょう。
子育て中のママからも子供を研究している専門家からも、幼少期の男女による性差は「ある」という声が多いです。
もちろん、個人差がありますし男子よりの女子がいたりその逆がいるのも事実。
ここでは、一般的に多いとされる男子と女子の特徴をご紹介します。
褒められたい・崇められたい男子
「男の子は褒めて育てる」と、男子育児に奮闘したママたちは口を揃えます。それは、男の子が持つ「褒められた!崇められたい!」という気持ちをうまく利用する育児法を指しているのです。
体を動かすのが大好きな男子は、様々なことに挑戦し「1番になる」ことを目指しています。
1番高いところから飛ぶ、早く走る、大きな声を出すなど、女性であるママからは異常行動にしか見えないことも多いですが、全ては男子の本能がさせること。
他にも、マニアックであるなどの特徴が挙げられます。
ママからすると何の価値のも持たないようなものを一生懸命集めたかと思えば、大人も知らないような専門的な言葉をたくさん覚えていたり。
逆に、興味のないことには驚くほどに見向きもしません。
それが重要な生活習慣であっても、興味がなければやらないのです。
かわいくありたい・注目されたい女子
女の子はとにかくかわいいものが大好きで、自分もそうありたいといつも思っています。また、言葉を習得するのが男子よりも早く、友達同士で手紙を交換したり、おままごとで家族のロールプレイができるようになるのも早いでしょう。
また、「お母さんのようになりたい」と感じている子が多いのが特徴で、家事や下の子の育児など毎日側でお母さんがやっていることを真似したがります。
そのため、生活習慣が身につくのが男子に比べると早い傾向にあります。
人間関係を構築することも得意で、本能的に誰が友達の中のボスなのか?
どんな性格の友達が自分と合うのかを察知することができます。
グループ行動を好むのが好きなのも女子の特徴と言えますが、芸術家タイプの女の子の中には一人で行動する方が性に合うという場合も見受けられます。
女の子のタイプ別でみる習い事一覧
続いては、先述した特性を持つ女子たちに人気の習い事を一覧でご紹介します。
もちろん、男の子が習い事としても全く問題がないものばかりですが、一般的に女の子が多く習っている傾向にあります。
注目を浴びるのが好きなタイプ
・ピアノ
定期的にかわいい衣装を着て発表会に参加することができます。
注目されるのが好きな子は、発表会でうまく演奏することを目標にすれば、メキメキと上達することでしょう。
・バレエ・ダンス
活発な女の子には、体を動かせるバレエやダンスがおすすめ。
ピアノと同じく定期的に発表会があります。
フリフリのかわいい衣装がタイプの子にはバレエを、かわいい中にかっこよさを求めるタイプにはダンスがおすすめです。
お話上手なタイプ
・英会話
特に話すのが得意なタイプには、英会話がおすすめ。
幼少期の英会話は歌ったり遊んだりしながら、楽しんで取り組めるのが特徴です。
一人でいるのが好きなマイペースタイプ
・絵画・造形教室
お絵かき好きで一人で黙々と何かを作ることに興味があるタイプには、アート教室がおすすめです。
専門家の指導のもとに、静かな環境で様々なアート体験をすることができます。
・書道
落ち着いて作業をするのが好きな子供には、書道もおすすめです。
文字の美しさに触れ感性を磨けるだけでなく、姿勢を良くしたり落ち着いて自分と向き合う力がつけられます。
体を動かすのが好きなタイプ
・新体操
バレエやダンスほど華やかな衣装や発表会ではないものの、ストレッチや体操など、家でも毎日体を動かすことができます。
注目されたくはないけど、活発に体を動かすのが好きな女の子には特におすすめです。
・水泳
男子にも大変人気がありますが、免疫力アップや基礎体力の向上が期待できる水泳も活発な女子にはおすすめです。
反対に、子供が虚弱体質のため強くさせたいと願う女の子のママからも人気があります。
習い事をさせるメリット・デメリット
最後に、子供に習い事をさせることによるメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
・世界を広げることができる
もちろん、習い事そのものから受ける影響でも世界を広げることができますが、習い事で出会う先生やお友達も子供の世界を豊かなものにしてくれる重要な要素です。
園や学校と自宅との往復だけでは得られない貴重な絆をみつけることができるでしょう。・脳を活性化させられる
人の脳は、新しいことができた際に脳を活性化するドーパミンを分泌するといわれています。
新しいことへのチャレンジが続く習い事によって、子供の脳を活性化させることができると言えるでしょう。
・運動能力をアップさせられる
現代の子供は、野山を駆け回っていた昔の子供と比べると運動能力が下がっているといわれています。
だからと言って、同じように大自然で目一杯遊ぶことができませんが、運動系の習い事をすれば専門家の力を借りて適切に子供の運動能力アップを目指すことができるでしょう。
実際に、体操やプールに通わせている家庭では、子供の免疫力が上がったと感じていることが多いです。
・就学後に授業について行きやすい
公文や通信教材などを利用すると、小学校から始まる国語や算数などの基礎学力をつけることができます。
また、苦手意識がつきやすい音楽や体育なども、習い事で始めておけば遅れを心配する必要は無くなるでしょう。
一度、苦手と感じてしまうと、能力の伸びが遅くなってしまいがちですが、習い事をしておくと苦手意識をつけない効果が期待できます。
デメリット
・食事や睡眠時間が削られる
現代の子供は忙しい毎日を送っています。
早朝から夜遅くまで保育園や学童に通っている子供も珍しくなく、貴重な家での時間に習い事が入ると必然的に食事や睡眠時間が削られることになるでしょう。
成長期にある子供にとって食事や睡眠は何事にも代えがたい重要な要素であるため、大きなデメリット考えられます。
・家族との時間や遊びの時間が減る
食事や睡眠と合わせて、習い事が子供にとって重要な家族との時間や遊びの時間を削ることもあります。
人間力を育むためには、家族との絆づくりや友達との遊びが欠かせません。
習い事で学ぶこと以上に重要な時間とも言えるため、デメリットに挙げられます。
子供に不要なストレスを与えることもある
親が一方的に習わせた興味のない習い事を続けていると、子供に不要なストレスを与える危険性があります。
また、興味のないことは力が伸びにくいため、そのことを先生や親から指摘されてさらにストレスが増すという負の循環に入ってしまう子供もいるでしょう。
子供の個性に合った自主的に楽しめる習い事を選ぶ
体を動かしたり注目を浴びるのが好きな子もいれば、一人でじっと何かを作るのが好きな子もいます。
子供の個性を親がしっかりと見極め、子供に合った子供が自ら楽しめる習い事を選び出すように心がけましょう。