子どもたちが大人になる時代に求められる人材・能力とは?

特別記事

 

プロフィール

大坪 信之(おおつぼ のぶゆき)/株式会社 コペル 代表取締役。福岡大学人間関係論非常勤講師。一般社団法人徳育学会会長。日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー。2児の父。1963年福岡県生まれ。大学卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社にてシステム開発や営業業務に従事する。自身の子育て中の経験から幼児教育に興味を持ち、1994年に徳育教室(現コペル)を設立。幼児教室コペルの運営を通じて、子どもの心の教育を志し、様々な研究に取組んでいる。全国各地で子育てセミナーや子どもの潜在能力を引き出すための講演活動なども多数実施。

 

今、文部科学省のホームページを見ると「正解はいらないんだ」と書いてあります。

過去最大の教育改革を行いますとあります。

これはなぜかと言うと、今まで社会が求める人間像は「早く正確に処理するような人が社会に役立つ人」というものでした。

そして、それに基づき教育も早く正確にテストを解いて、マークシートを塗りつぶす人間を育成してきました。

これから人間の仕事が大きく変わる…


しかし、これからそういった人材の仕事は「ロボットやAI」に代替されていくので、これからは1から100を作る人ではなく「0から1を創る人」だと考えられます。

これは発想力や創造力が求められるということでしょう。

記憶もいらないと、インターネットよりも記憶している人はいないということです。

もし、オールドキッズになってしまったら…


だから、この発想力や創造力は、今までの教育では全くやってこなかったことなので、180°変えますということです。

実際、アメリカでは、普通の子どもたちを「オールドキッズ」と呼び始めました。

今のこの社会の変化に付いていけないということです。

仕事がロボットとAIに代替されてしまう子どもたちということです。

実際、今の子どもたちが就職するころには、今は存在してない仕事が65%だと言われています

だから、今存在していない仕事に向けて、どのような教育をして良いのか分からないので、少なくとも言えるのが「早く正確に」AIやロボットに代替されてしまうものではないということです。

今、アメリカの弁護士たちの90%が急に失業したと言われています

アメリカの弁護士は、法廷に立つ花形は一人ですが、10人位のチームで編成していて、残りの9名は、資料を作成するなど準備をしています。

ですが、この資料をAIが作ったもののほうが法廷での勝率が高いということで、残りの9名の資料作りの仕事がなくなってしまったのです

このようなことが、今様々な分野で起きています。

世界はすでに大きく変化…


日本でも、今年の就職度ランキングの銀行の順位ですが、例年上位になりましたが、全て消えました

これは、なぜかと言うと中国を見てみると、よく分かります。

露店で現金を使おうとすると「えっ、現金ですか?」となります。

向こうの方たちは、現金をもう使わず、スマートフォンだけです。

日本もこれからあのようになるでしょう

そうなると、銀行はATMもいらない、支店もいらないとなりますので、人員も今のようにいらないとなるでしょう

これが銀行だけに限らず、様々な業界で起きるでしょう

クルマの工場でも、ロボットやコンピュータで勝手に、24時間作っています。

これから必要とされる人材の能力とは?


それらをふまえると、これからの人間の仕事は、全く変わるでしょう

これからは、左脳ではなく脳の内側の全脳を使って仕事をする人間が必要とされるでしょう。

だから、先ほどお伝えした右脳と左脳を太いパイプでつながり全脳を使える人間が、これから役立つ人間でしょう。

忘れてはいけない「折れない心」


なおかつ、これから色々と状況は変わっていきますが、どのような時代になっても「折れない心(レジリエンス)」が重要でしょう。

船に例えるなら、底が浅いと外に出たとき大波でひっくり返ってしまいますが、船底が深ければ、どのような波が来ても大丈夫ですよという状態になります。

この船底が深い状態が「自尊感情」です。自尊感情とは「自分に価値があると感じる」ことです。

盲導犬は厳しい訓練を受けますが、1歳になるまでは厳しい訓練は一切しません

1歳までは、パピーという里親に預けて、できるだけ甘やかして愛情を注いで育てます

そして、1歳になると厳しい訓練が待っています

ですが、その訓練に耐えきれない犬は、それまでに十分な愛情をもらっていないと言われています。

これが自尊感情のことです。

この自尊感情を育てて、理想的な脳の配線を作り、世のため人のためになりたい夢が志ですので、その志を育て、実現できる能力を育ててあげることが幼児期に重要でしょう。

大坪信之氏インタビューの完全版はコチラ

プロフィール

大坪 信之(おおつぼ のぶゆき)/
株式会社 コペル 代表取締役。福岡大学人間関係論非常勤講師。一般社団法人徳育学会会長。日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー。
2児の父。1963年福岡県生まれ。大学卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社にてシステム開発や営業業務に従事する。自身の子育て中の経験から幼児教育に興味を持ち、1994年に徳育教室(現コペル)を設立。幼児教室コペルの運営を通じて、子どもの心の教育を志し、様々な研究に取組んでいる。全国各地で子育てセミナーや子どもの潜在能力を引き出すための講演活動なども多数実施。

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