幼児教室の体操とは?その効果や内容、実施している教室について

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幼児教室で体操をしているところがいくつもあります。

幼児教室で子供に体操を習わせる効果やその指導内容について考えたことはありますか?

多くの小学校受験でも子供の体の動きをチェックする試験が実施されていたりもします。

今回は、そんな幼児教室での体操についてご紹介します。

幼児教室の体操とは?

大きく2つに分かれる幼児教室での体操指導

現在の日本では、幼児教室の存在意義は大きく2つに分かれています。

1つは本来の幼児教育をより専門的に実践する場所としての教室

そしてもう1つが小学校受験などの受験合格を見越して設置されている教室です。

この2つをベースに存在するのが幼児教室での体操のため、体操指導についても受験対策なのか否かという分類がなされます。

いずれの体操指導においても、体を動かすことで子供の基礎体力を伸ばし脳に適切な刺激を与えるという点は変わりませんが、より専門性が高く“合格”に特化して指導されるのが受験対策での体操指導と言えます。

受験で運動テストが行われる理由とは?

受験対策でない体操指導が行われる幼児教室もありますが、圧倒的に多いのは受験対策としての体操指導を行う教室です。

ではなぜ、ほとんどの小学校受験で「運動」がテスト化されているのでしょうか?

その理由を受験対策での体操指導が有名なジャック幼児教育研究所では以下のように解説しています。

「大きくわけて、三つの理由があります。
1) カラダの発達の度合い、運動能力(走跳投)、リズム感などを見たい
2) 指示をどのくらい聞き取れているのか知りたい
3) 運動の様子や態度によって、しっかりした子ども(=自信のある子)かみたい
学校によって基準は様々ですが、入学後、学校生活がきちんと送れるか・授業についていけるか・何事も意欲を持って取り組めるか。などを運動の様子や態度を通して観ようとしているのでしょう。」
引用元:https://www.jac-youjikyouiku.com/school/gymnastics.php

「体操」「運動」と聞くと、その技能や能力の高さだけに考えが及びがちですが、幼児教育でのそれらに関して言えば、技能や能力の高さだけが重要視はされているわけではありません

上記で述べられている通り、指示をどれだけ聞き取れているかという子供の視聴態度や理解力、子供自身の自尊心などもチェックされるわけです

これらの力は言わずもがな、社会を生き抜くためには必須の能力

小学校では体操を通して、これらの力を見ていることが伺えます。

また、幼児教室で体操指導を受けるとこうした能力が伸びやすいことの裏返しとも言えるでしょう。

幼児教室での体操指導はどのようなことが行われる?


結論から言うと、幼児教室で行われる体操指導も体操だけを教えるいわゆる“習い事”の教室でも、多くの部分で指導内容は被っています。

大きな違いといえば、体操指導を行っている幼児教室では当たり前ですが、体操のみならず頭だけを動かす幼児教育の分野も指導されます

具体的には、2時間指導時間があれば、前半はデスクの前で頭を動かすことに特化した指導が、後半の1時間は遊技場などで体を動かすことに特化した時間が設けられることになります。

幼児の習い事の多くは子供の集中力を鑑みて1時間程度でまとめられていることが多く、体操だけに特化した教室は体操だけを1時間程度指導することになるでしょう。

集合や整列、ストレッチ運動などの基本的な指導では、協調性や理解力を養ったり本格的な体操に向けた準備として位置付けられています

年齢にもよりますが、その後にマット運動や跳び箱、鉄棒やボール運動といった道具を使った体操指導が行われる教室が多いです

受験対策コースが設けられている幼児教室では、利用者が目指す学校のテストとして例年よく取り上げられる運動の項目を意識的にとりいれているところもあります

他にも、遊びを通して子供の個性や能力を測るテストがある小学校も多いため、先述した運動道具を使わない屋外での子供同士の遊びの時間を設けているところもあります。

受験対策のコースについてはそれぞれの教育や目指す学校で個々の傾向が出やすいため、利用時には体操指導についても確認・相談する必要があると言えるでしょう。

体操を実施している幼児教室


最後に、幼児教室で体操指導を行っている教室について代表的なところをご紹介します。

それぞれについて、受験指導コースがあるのか否かについても触れますので、家庭の教育方針によって選び分けてください。

TFS幼児教室

小学校受験をメインに教育指導を進めている教室です

カリキュラムは体操以外の分野と体操指導とに分かれており、それぞれが年齢に合った指導法で進められますが、いずれのクラスにおいても受験合格が目標として掲げられています

体操指導では、鉄棒・跳び箱・マット運動・平均台・ボール・縄跳び・集団ゲーム・空中ブランコ・バランスボール・ステップディスクを使用した運動が主な指導内容として行われます。

受験科目となっている分野もあり、子供が楽しみながら受験対策が行えるように指導されます

大きな魅力点として、保護者の幼児教育の悩みを専門家が聞きアドバイスをくれるというものが挙げられるでしょう

孤独に感じがちなお受験対策を、体操指導にも力を入れている専門家と進めたい家庭には、特におすすめの教室です。

グレートキッズ幼児教室

最新の幼児教育メソッドとして有名な「ヨコミネ式」のテキストを導入する幼児教室です

ヨコミネ式といえば、テレビ番組などで“幼児なのに逆立ちができる”など、その常識を超えた指導力ぶりで有名になっている教育メソッドです。

こちらの教室では、そんなメソッドを取り入れいていることからもわかるように、幼児教育の指導法のメインとして体を動かす体操を掲げています

他にも、3時間におよぶ指導が実施されているのが大きな特徴です。

また、少人数かつ異年齢での教育を実践しているため、家庭内だけでは到底できない教育的アプローチを丁寧に享受することができるでしょう。

先述した受験対策か否か?の分類では「受験対策を目的としない体操指導」と言えます。

ジャック幼児教室研究所

受験体操指導の草分け的存在とも言えるのが、こちらの幼児教室

「合格率が高い」という声も多く、その理由は体操以外の指導力の高さにも秘められているようです。

体操指導を、基礎体力を培うための方法として以外にも、集中力など生きる上で必要な様々な力を養う方法として捉えていることも特徴です。

幼児への体操指導を、受験に止まらない子供の幼児教育の根幹をなすものとして捉えているのが特徴であり魅力と言えるでしょう。

まとめ:幼児教室の体操指導で得られること


幼児期に体を動かすことがどれだけ重要か?

様々な研究者が説いていますし、保護者としても自分の経験や子供の様子を見ているとその重要性に気づかされるでしょう

しかし、異常気象や犯罪への恐怖心、近所づきあいなどの昨今の家庭教育環境を考えると、子供を外に出して自由に体を動かしてやることは容易ではありません

専門家による体操指導だけがそれらの課題への解決策ではありませんが、現代の日本では貴重な解決策の1つであることは事実です

家庭の教育方針と照らし合わせて見て無理なく通えるのであれば、体操指導のある幼児教室へ通わせることも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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