幼児教育におもちゃは有効?良い知育玩具の特徴や分類とは?

特別記事

幼児教育を検討する上で、おもちゃを思い浮かべ重点的に選ぶという人は少ないのではないでしょうか。

教材や教室を思い浮かべがちですが、全てのことを遊びながら学ぶ幼児においては、おもちゃも重要な知育アイテムと言えます。

最近では、「知育玩具」と称した幼児期の知育に特化したおもちゃがたくさん発売されています。

その種類は様々で、選ぶのに苦労すると言う保護者の方も少なくありません。

今回は、そんな幼児教育におすすめの知育玩具について、選ぶ前に知っておきたい特徴や分類についてご紹介します。

知育玩具とは?

幼児から児童期において、日常生活における全てのことが学習につながります。

それは、遊びの中で触れ合うおもちゃにすら言えるのです。

そのため、幼児期におけるおもちゃは、全てが知育玩具だと考えることもできます。

おもちゃがこの頃の子どもに与える知能の発達や情操教育の影響を考えると、メーカーが「知育玩具」と称していないおもちゃについても、知育と称される刺激を子どもに与えることになるのです。

子どもは、おもちゃを用いなくても驚くべき自由な発想で、身の回りの様々なものから遊びを生み出すことができます。

そこに遊びに適したおもちゃが存在すれば、さらに発想が膨らみ、子どもの思考や知的能力を向上させてやることができるのです。

知育玩具を選ぶ前に知っておくべき、良い知育玩具の特徴とは?

知育玩具を始めとするおもちゃには、実に様々なものが存在します。

いざおもちゃ売り場に出向くと、その数の多さに大人がたじろいでしまうこともしばしば。

ここでは、そんな玩具選びの際に役立つ良い玩具の特徴についてご紹介します。

幼児期において、おもちゃと知育玩具の境界線が薄いことは先述の通りです。

そのため、良い玩具の特徴として挙げる以下のポイントは、そのまま良いおもちゃ選びのポイントとなることがしばしばです。

ここでは、良い玩具の特徴として3つのポイントを挙げます。

①子どもの興味を引きつけることができる

どれほど優れた玩具であったとしても、肝心の子どもの興味をひかないものであれば、全く意味がありません。

使用してこそ玩具の意味があり、知育効果も期待できるというものです。

おもちゃ売り場の中には、購入前に子どもがおもちゃを試せるコーナーを設けているところもあります。

うまく利用して、子どもに合った玩具を選ぶようにしましょう。

②安全に配慮されている

国内で「おもちゃ」と称して売られているものには、ST基準という日本玩具協会が定めた基準をクリアしているものが多く存在しますが、そうした基準をクリアしていないものや、対象の年齢に達していない玩具であれば、使用するのは危険と言えるでしょう。

具体的には、先端が尖っているものやアレルギー物質を使用しているもの、また舐めると体に悪い塗料が用いられているものなどは、保護者が注意して避ける必要があります。

・STマークとは

日本国内で販売されるおもちゃの安全性を高めるために作られた安全基準のことを指します。

「楽しさ」「おもしろさ」「丈夫さ」「安全性」また、成長に役立つことを基本として作られるおもちゃですが、中でも安全であることは最重要であると考えられています。

玩具業界では、1971年よりこの玩具安全基準(ST基準)を策定し、この基準を満たした玩具に玩具安全マーク(STマーク)を記す制度を作りました。

「機械的安全性」「加熱安全性」「科学的安全性」の3つからなり、第三者検査機関によるST基準適合検査に合格したおもちゃでなければつけることができません。

すなわち、STマークが付いている玩具については、「安全面について注意深く作られたおもちゃ」と業界が推奨しているもの、と言うことができるでしょう。

③衛生的である

特に布製で仕上げられている玩具については、家庭で洗濯できることが必須となります。

幼児期の子どもの玩具は、部屋の床に置いたり、子どもの唾液やミルクの吐き戻しなどで想像以上に汚れるものです。

しかしながら、幼児は気にせず汚れた玩具も口の中に入れます。

そのため、玩具を選ぶ際には、清潔さを維持するためにも、消毒液で拭けたり家庭で洗濯できるものを選ぶようにしましょう。

知育玩具の分類について


知育玩具には大きく7つの種類があるとされています。主な玩具の特徴は、以下の通りです。

①英語系

主に英単語やアルファベットを使用した玩具です。

ブロックやおしゃべりするぬいぐるみなどを通じて、英語を学ぶことになります。

早期から英語に触れることで、英語に対する抵抗がなくせるとされています

②数字・計算系

主に、算数の基礎力をつけることを目的に作られた玩具です。

算数や数字への苦手意識が生まれないように、遊びを通して数字の基礎が学べるような仕組みになっています。

数字の大きさが視覚的に分かったり、カラフルなデザインの玩具を指先で使うことを通して、楽しく数字を学ぶことができます。

③文字・ことば系

主に、国語の基礎力をつけることを目的に作られた玩具です。

日本語の正しい発音を学ぶために文字やイラストを押すと音声が出る玩具や、文字の形をイラストで学ぶ本などが挙げられます。

④リズム・音楽系

実際に演奏することができる楽器の玩具や音が出る玩具が挙げられます。

本物のピアノや打楽器を玩具として簡約化したものや、イラストをタッチすると音が出る絵本などが多く見受けられます。

早期から本物の楽器を触れさせたいと願う保護者は多いですが、指を痛める危険性があったり、うまく取り組めなかったりすることが多いため、玩具を入り口とするのが有効です。

⑤絵画・工作系

クレヨンや粘土、ブロックなどがこちらの玩具の代表です。

児童期に使う工作道具の多くは、子どもが舐めたり食べたりすると有害なものばかりのため、幼児教育専門に作られた、天然素材のクレヨンや寒天で出来た粘土などを選ぶ昼用があるでしょう。

ブロックにも様々な種類がありますが、間違った月齢のものを選ぶと誤飲などの危険性があるため、購入時に保護者が注意する必要があります。

⑥パズル・脳トレーニング系

英語や日本語、地図や動物など、様々な知育玩具のベースとして位置付けることができるのが、こちらの玩具です。

幼児向けには誤飲しないために大きめのパズルを、児童期になるとピースが細かくより複雑な玩具が用いられます。

学習要素の強いパズルや脳トレーニングに特化した電子玩具がある点が特徴です。

⑦運動系

運動能力の向上を目指して作られた玩具を、知育玩具から省く考え方もありますが、バランス感覚を養うために用いられる運動系の知育玩具があるのも事実です。

具体的には、バランスボールに似せて作られた馬などの動物を模した玩具が挙げられます。

幼児期の全ての知育は、遊びを通して育まれる


幼児教育をイメージすると、勉強や学習を連想する人は多いですが、幼児期の子どもは、 全ての物事を遊びから学んでいます。

この観点に立つと、玩具こそが幼児教育の主役で言っていいとも言えるでしょう。

幼児教育において最も重要なことは、子どもの興味をうまく引き出してやることです。

また、学ぶことが苦痛になっては、本来伸びるはずだった知識や技能が思うように伸びない危険性もあります。

子どもが主体的に楽しみながら学びを進められるように、上手に知育玩具を選んであげる必要がありますね。

特別記事