「知育型」「技能型」「ハイブリッド型」種類別で知る!おすすめの幼児教育 6選!

  

幼児教育と一言に言っても、その種類や方法は様々です。

日本国内だけでも数え切れないほどの教育法が存在し、それぞれに魅力的な特徴を兼ね備えているものです。

多くの子どもを抱えるママやパパは忙しく育児をしながら、数多ある教育法についてあれこれと思い悩まなければなりません。

そこで今回は、そんなママパパのために、幼児教育の代表的な3つの種類の中から、おすすめの幼児教育を6つ、ピックアップしました。

いずれも日本やアメリカを代表する人気のある教育法ばかりです。ぜひ、これからの幼児教育の参考にしてみてくださいね。

子どもの知能を育てる「知育型」


幼児教育の代表的なジャンルである知能型では、主に子どもの知能を育てることを目的に教育が進められます。

感受性や社会性が身につくとされていて、数々の有名メソッドが世界中に存在するジャンルでもあります。

幼稚園受験のために利用する家庭も多いですが、その場合は専門の対策クラスが設けられている教室を選ぶ必要があります。

今回は、そんな知育型の教室から国内で有名な2つの幼児教育についてご紹介します。

七田式教育

幼児教育の第一人者としても知られる七田眞氏が提唱した七田式教育メソッドを実践している教室です。

全ての子どもが持っている素晴らしい「可能性の芽」を育てることを大切にし、そのサポートをすることをモットーに40年以上にわたって幼児教育に力を入れています。

現在では、日本を含めた世界の17カ国で教室が展開されており、世界的に認められた教育メソッドと言えるでしょう。

品質管理が徹底されており、講師力や教材力、研究成果をもとに構築されたプログラムなどを公認された教室には認定書が提示されているので、入会の際にはチェックしてください。

幼児に限らず小学生から大人までこのメソッドを使用した教室が開かれている点も特徴と言えるでしょう。

公文式

数学の教育者であった公文公氏が、わが子が高校に進んだ際に、「数学が楽にできるようになれば」という思いから編み出された教育法です。

今では世界中で実践されている教育方法で、その内容は数学に止まらず、多義に渡っています。

公文式を実践する子どもの中には、小学校に入る前に中学レベルの数学問題を解ける子がいるなど、通常の義務教育では考えられないスポードで学習を進められることが大きな特徴となっています。

子どもの才能を早くに見つけ出し、義務教育のスピードに関係なく伸ばしてやりたいと考える保護者から、圧倒的な人気を得ています。

基礎体力を作る「技能型」


子どもの“習い事”としても有名な技能型の幼児教育には、近年様々なタイプの教育法が開発されています。

専門的な技能が必要となるスポーツを習わせる前に、基礎体力をアップさせたり、絶対音感などの幼児期にしか育むことのできない能力を獲得するために通わせる家庭が多いことも特徴です。

ここでは、スポーツと音楽の教室から国内で人気のあるもの2つをご紹介します。

リトルアスリートクラブ

こちらは、教育事業大手の学研が立ち上げた子ども向けスポーツ教室です。

子どもがどんな運動も、スポーツも元気いっぱい楽しめるようになることを理念に、子どもの運動能力向上についてのメカニズムを知り尽くしたプロトレーナーと、現役の幼児体育指導者が共同でプログラムを開発しています。

エリートを養成するのではなく、運動神経のいい子を育てることに特化している点が特徴です。

新しいスポーツクラブですが、スポーツ系の幼児教育には急速な人気が出ているので、これから全国へ広がる可能性の高いクラスと言えるでしょう。

ヤマハ音楽教室

音楽教室と聞いて、思い浮かべること人が多いこちらの教室。

ある程度の年齢からしか受講できないと思っている保護者の方も多いようですが、実は1歳から入会することができます。

「音楽と、生きる。」をコンセプトに、ピアノやその他の楽器がただ弾けるのではなく、聞く・歌う・弾く・作るまでの力を育むことを掲げています。

長年、音楽教室のトップとして積み上げてきたヤマハのメソッドがプログラムの随所に詰まっていると言えるでしょう。

1歳〜3歳までの子どもには、親子で楽しむことのできる特別プログラムが用意されています。

また、全国的に有名なブランドであるため、日本各地の通いやすい場所に教室があることも嬉しい特徴ですね。

知能と技能の両方を育てる「ハイブリッド型」


比較的新しい幼児教育として知られているのが、こちらのハイブリッド型です。

知能育成と技能育成の両方を一度に実践するスタイルで、種類や実践している教室はまだ少ないですが、これからどんどん人気が出てくるジャンルと言えるでしょう。

今回は、ハイブリッド型の代表とも言えるリトミックと、アメリカからやってきた英語を使ったジム遊びを実践する教室についてご紹介します。

リトミックとは?

音楽を使いながら、子どもの身体的・感覚的・知的能力を高めるのがリトミックの特徴です。

1900年の初頭にスイス人の音楽教育家が開発したとされており、欧米では早くから様々な分野で取り入れられている教育法です。

特に情操教育に効果があると言われるリトミックですが、音楽教育や生活習慣の育成にも期待できる教室です。

リトミックを経験することで特定のスポーツが上達したり英語が話せたりというケースも散見されますが、それを結果として捉え、リトミックを実践する多くの指導者がそれ以上に重要な能力形成を目指しています。

それは、人間が社会生活をしてくために必要である力、「思考力」「判断力」「記憶力」「想像力」「表現力」です。

子どもが潜在的に持ち合わせているこれらの能力を最大限に伸ばすことを目的とするのです。

英語でジム遊び「My Gym(マイジム)」

ハイブリッド型の幼児教育としてアメリカからやってきたのがこちらのマイジムです。

「元気な体と心を育む」ことを目的に、全米ではナンバー1に輝く子ども向け教育プログラムとされています。

0歳から通えるこちらの教室は、子どものためのフィットネスクラブなのですが、英語ネイティブのインストラクターが英語を使ってクラスを進行する点に特徴があります。

運動だけではなく、英語の力も同時に習得できるとあって、じわじわと人気が高まっています。

日本の法人が運営するクラスは、現在、東京と横浜、そしてハワイにクラスを設けていますが、これからさらに増えることが推測できますね。

幼児教育を選ぶ際は、子どもの個性とやる気を大切に。


幼児教育の世界を覗いてみると、実に様々なものが存在し、それぞれの方針を読んでいると今すぐにでもかわいいわが子に体験させてやりたいと思いますね。

しかしながら、現実的にはその中のいくつかを始めるのがやっとの事で、それも継続できてこそ真の力が育まれるというものです。

さらに大事なことは、保護者がやらせたい教育法を選ぶのではなく、子どもの個性に合ったもので、かつ子どもが自主的に取り組むことができるものを選び出す必要があります。

そのためにも、体験レッスンをうまく利用するなど、利用開始前から工夫すべきだと言えるでしょう。また、「男の子だからスポーツ」「女の子だから音楽」などと決め込まずに、それぞれの子どもに合ったベストな教育法をみつけ出したいものですね。