子供の成長は親の誇りです。
子供の未来のためにどう子育てをしたらいいか親たちは悩んでしまいますよね。
子供の将来のためにつながること、立派な大人になるため今からやっておいた方がいいことがあれば取り組んでいきたいですよね。
実は子育てを成功させるには、いくつか抑えるポイントがあります。子供が立派な大人へ成長するには親たちはどのように行動していけばいいのでしょう?
子供を持つ親の意見も参考に子育てを成功させる方法についてお話していきます。
子供を褒める
子供は褒められるのが大好き。
特に自分の親から褒められるのは子供にとって最高の瞬間です。
親たちにもっと褒められたい、もっと評価されたいと子供たちは思っているのです。
子供の褒め方で注意しなければいけないのは、行動を必ず褒めてあげること。
結果ではなく過程に注目してあげることが大切なポイントです。子供の行動は必ずしも成功するわけではありませんよね。
しかし、失敗してしまってもあなたの行動は正しかったね、よく頑張ったねと褒めてあげましょう。
うまく出来なかったから褒めないということではなく、行動を褒めてあげましょう。
また、評価をするときに物を買ってあげる、おいしい食べ物を与えるといった褒め方はあまり推奨しません。
子供たちが欲しいのは親の生の声で褒められることなのです。
尊敬をする
子を尊敬すると曲がった子供に育たないと言われています。
これはアドラー心理学の勇気づけの子育てにも当てはまることです。
勇気づけの子育てでは「大人と子どもは人間として対等」という考えがあり、親は子供を一人の人間として対等に接します。
そうすることで、子供は親から自分は大切に扱われているかどうかを判断するのです。
もしも親が子供に尊敬をしなかった場合、命令や罰を与える、怒鳴るなどといった行動を起こします。
親が上で子供が下と勝手に優劣をつけてしまう考えは実はとても恐ろしいことなのです。
親として子供に正しいことを教えることは必要ですが、怒ったり無理やり支持することは子供の教育としては逆効果。
一人の人間として尊敬の気持ちを持って接すると子供も不思議と親の言う事を聞きます。
あなたの為に注意をしますという姿勢こそが子育ての成功のカギになるのです。時間を守る
子育てをするときに一番気を付けなくて行けないのは時間の管理。
子供は親の時間の使い方を真似してしまいます。
朝起きて家をでるまで、家に帰ってきたあと、寝るときなどの時間の流れに問題はありませんか?
例えば朝起きる、夜寝る時間がバラバラという家庭は、体内時間が整わず子供の集中力や学力の低下につながってしまいます。
勉強する時間が決まっていないと遊びと勉強の境界線がなくなり、家庭学習が定着しません。
こういった問題をなくすためには親の時間の管理がとても重要になります。
子供が時間を意識するように時計の設置個所を増やしたり、ごはんの時間や勉強の時間を決めてあげてください。
毎日の生活をルーティーン化していくことで、子供も時間の管理がしやすくなり日々の生活にストレスがなくなります。
親たち自身がまず時間を意識する、そして子供達のお手本になってあげることが子育て成功につながっていきます。
お金の使い方
金銭感覚というのは小さいときに決まってしまい、その影響は親から受けると言われています。
お金の使い方は学校で教わるものではなく家庭で教わります。
では正しいお金の使い方を子供に教えるにはどうしたらいいのでしょう。
お金というのは生活をする上で必要不可欠なものです。
お金を大切することができれば、子供は一人前になったと思うことができるでしょう。
まず、お金の価値を理解させるためには物を買う練習を小さいうちからすることです。
おこずかいの中から好きなお菓子を買わせてもいいでしょう。
そのときに自分の持っているお金の中でやりくりをさせます。
初めのうちはお金が足りなく好きなものが買えないという経験もするかもしれません。
しかし失敗をするうちにお金の使い方がわかるようになり、徐々にお金の使い方が分かるようになってきます。
そうした成功体験をいくつもさせてあげると、お金をやりくりする力が身に付いてきます。
お金の管理ができるようになれば、自然と貯蓄をしたり計画的にお金を使えるようになります。
成功体験の回数を増やして子供にお金の大切さに気づいてもらいましょう。子育てママに聞いた!わたしが子育てに成功したと思ったとき
子育てママたちは子育てのどんな瞬間に「成功」と感じたのでしょう?
3名の子育てママたちの意見を参考にしてみましょう。
おもちゃを貸す息子(30代女性)
少々乱暴な息子はよくおもちゃの取り合いで癇癪を起し手に負えない状態でした。
保育士の先生に相談すると継続することが何よりも大切という言葉を頂き、根気よくおもちゃの貸し借りはこうするんだよ~と教え続けていました。
そんなある日、電車内で息子と同じくらいの子供が泣き叫んでいました。
そんな息子は泣いている子に自分の持っている電車のおもちゃを貸してあげたのです。
「はいど~ぞ!」という声が電車内に。
これはわたしと旦那が毎回言い続けてた言葉でした。びっくりです。
息子が一気に成長したような気になりました。
これは子育て成功の一つとしてカウントしていいのかな?
まだママの元から離れないでね~と思ってしまいましたが、息子の成長を肌で感じる日となりました。
うるせえ、ババア!と言われた(40代女性)
子育てって正解がないのでいつももがきながら子供たちと向き合ってきました。
最近わたしは息子に「うるせえ、ババア!」と言われました。
学校の準備をちゃんとしているか気になり聞いたときの答えでした。
正直傷つきましたが子育てに関しては成功したんじゃないかと思います。
子供が親に頼らずに自分で何でもやろうとしているのは、自立心の芽生えだと思ったんです。
一人で生きていく力を身に着けているんだと思うと笑みがこぼれました。
今は絶賛反抗期中のため機嫌が悪いと口を聞いてくれないこともあります。
しかし、必ず家族全員で食卓を囲み、母の日には必ずプレゼントをくれます。
男の子は少し不器用なところもありますが、感謝の気持ちを伝えたり、自分の気持ちを包み隠さずにいてくれるのは、母親としては嬉しく思います。
芯のある女性に育ってくれた(50代女性)
成人した娘がいます。
わたしは常々子供は芯のある自立した女性に育ってほしいと考えていました。
女の子だからというのは禁句にして娘がやりたいということはとことん挑戦させました。
主人はピアノを習わせる気でいましたが、娘がした習い事は空手とサッカーと水泳です。
わたしは娘に「挑戦することはいい事なんだよ」といつも言い聞かせてきたと思います。
子供ってとても好奇心が強いですよね。
なので娘もなんでも挑戦する子に育っていきました。
一輪車に乗れるようになりたい、国語で100点取りたい、100メートル走で1位になりたいなど次々と目標を持って成功体験をたくさんしていきました。
挑戦し成功することを楽しんでいたような気がします。
今は大学院で一生懸命勉強している最中です。
どんな大人へ成長していくかこれからも楽しみにしています。
最後に
子育ての成功のカギは親のマインドで決まります。
子育てを失敗したくないという気持ちが空回りをすると、子供に強く当たってしまったり、自分を追いつめる原因になってしまいます。
子育てがうまくいっている親たちのマインドは常にプラス思考です。
また、子供との関係性も良好に保っています。
親子の関係がうまくいっている家庭は子供を主体とした考えで生活を送っています。
時間をかけて子供に寄り添うことが子育ての成功のカギと言えるのです。
他の子と比べる必要はありません。
焦らずに子供と面と向かって対話をしていきましょう。