子供の発育の遅れや言葉の遅れについて

特別記事

ママ友や幼稚園・保育園の先生との会話、市の健康診断などで子供の発育の遅れが気になったというママは案外多いものです。

今回は、子供の発育の遅れや言葉の遅れにフォーカスしてご紹介します。

子供の「発育遅れ」とは?


最近では「発達障害」と呼ばれることが多いのが、子供の発育の遅れです。

取りざたされるようになったきっかけは小学校の授業についていけなかったり、授業中の1コマをずっと座った状態で受けられないという子供に医学的な診断名がつけられたことに起因します。

これまでもこうした特徴のある子供は一定数見受けれましたが、「性格」「家庭環境」として誤解されたまま見過ごされていました。

小学校に上がると30人前後の同年齢の子供を一斉に座らせた授業が開始されるため、発達障害の子供の特徴が顕著になる傾向があります

最近では小学校に上がる前の幼児期から、発達障害の特徴を持つ子供が見分けられるようになっています。

4つの発達障害

発達障害は大きく以下の4つに分類して考えられています。

①知的障害(精神遅延)MR

主に、知的な発達の障害が見られます

軽度から重度まで障害の重さは異なります。

精神の発達が遅れていることにより社会生活に困難が伴う状態であるという定義がなされています。

知的障害の症状が現れる時期は様々で、出生直後に判明することもあれば発達期に言葉の覚えが遅かったり大人が見た体の動きに違和感があったりすることで、判明するケースもあります。

軽度精神遅延の子供たちの中には、3歳児検診でも就学前検診でも「異常なし」と診断されるケースもあり、小学校の入学後に授業についていけなくなることで判明することもあります。

②自閉症スペクトラム障害(ASD)

幼い子供に発生する精神的な発達障害です。

言葉の遅れが体表的な症状ですが、特定のものに異常に執着したり対人関係をうまく作り上げられないなどの特徴が見られることもあります。

言葉の遅れには個人差が大きく影響するため、幼少期の子供を素人が判断することが非常に難しい障害でもあります。

また、言葉の遅れはないけれど意味を取り違えやすかったり相手の気持ちを汲み取ることが苦手だったりするケースもあります。

日常生活に支障がないこともあり、そうしたケースでは専門医でも判断に迷うことがあります。

③注意欠陥・多動性障害(AD・HD)

多動などの行動が中心に見られる障害です。

「不注意型」「多動・衝動型」に分けられます。

そそっかしさや集中力の低さで診断ができ、3歳児検診で判明することが多いのが「不注意型」です。

「多動・衝動型」は、幼児期の多くの子供が持つ「じっとしていられない」という症状が特徴のため、就学後までわからないことが多い障害です。

④学習障害(LD)

読み・書き・算数が年相応に習得できないことを主な特徴とする障害です。

「読字障害」では、文字を1つ1つ読むことはできるがつながりとして読むことができないという特有の症状がみられます。

「算数障害」では数字を覚えることができない、もしくは苦手で、2桁以上の足し算ができないなどの特徴が見られます。

いずれの障害についても本格的な卓上の学習が始まる小学生以降で顕在化することの多い障害です。

「言葉の遅れ」とは?

知的障害や自閉症スペクトラム障害は、学習の始まる前の幼児期に子供に特徴が見られることがあります。

特にわかりやすいのが言葉の遅れです。

一般的には、幼児は3歳ごろまでには言葉を話し始めるとされていますが、障害を持つ子の中には3歳になっても全く話さない子や「マンマ」「ウーウー」といった喃語のような発生しかしない子も見受けられます。

中には3歳を超えてもほとんど話さなかったにもかかわらず、小学校に進学する前には同世代の子供たちと同じように話している子供もおり、障害の有無を言葉の遅れだけで見分けるのは非常に難しいと言えるでしょう。

子供の発育遅れが気になった親が際に行いたいこと

家族や親族に相談する

乳幼児期の発達段階で親が子供の成長に不安を感じたら、まずは祖父母などの子育て経験がある家族に相談してみましょう

特に初めての育児では何が“普通”で何に“異常”があるのか、わからないものです。

ママは寝られないくらいに心配したことでも祖父母が見れば「あなたもそうだった!」と笑い飛ばされることはたくさんあります。

保育園や幼稚園の先生に相談する

保育園や幼稚園に通い始めている場合は、先生に相談してみるのも最良の方法です。

なぜなら、先生は長年にわたって同じ年齢の子供を一度にたくさん育てているからです。

保護者が子供一人を見ていてはわからないことでも、先生からするとわかることがよくあります

子供の発達障害に気づいたきっかけが先生からの指摘だったということはよくあるものです。

自治体の定期検診や相談機関を利用する

保育園に通っておらず幼稚園に入園する前に気になることがあれば、自治体が開設している育児相談窓口などを利用しましょう

アドバイザーの資格を持つ担当者が答えてくれることもありますが、専門的な見解が必要な場合は通える場所にある専門機関を内容に応じて紹介してくれます。

子育てや幼児の発育についての知見をためている部署でもあるため、育児の困りごとや子供についての的確なアドバイスをもらうことができるでしょう

また、幼児期に自治体が行う定期検診でも昔から子供の発育を「発達障害の特徴があるか否か」という視点を含んでチェックしています。

1歳半検診でよく問われる「積み木が詰めるか」「支持されたイラストを指せるか」といった質問がそれらに該当します。

答えられないからといって必ず発達障害の特徴があるわけではありません。

個々に、結果の程度を踏まえてアドバイスがもらえるので必ず受診するようにしましょう

かかりつけ医や専門機関を受診する

予防接種や風邪の際にお世話になっている小児科の先生に相談するのも方法です。

「発育の不安」という内容で予約が取りづらければ、体調を崩した際などに合わせて確認してみるのもいいでしょう。

小児科の専門医ではありますが、発達障害を診断する方法を持ち合わせていないことが多いため、専門機関や知り合いの先生を紹介してくれることもあります。

発育遅れを支援する機関


専門機関で子供の発育を指摘された際に、ぜひ利用を検討したいのが発育の遅れを支援する機関です。

全国に幼児教育を展開する株式会社コペルでは、発達の気になる子供をサポートする機関として「コペルプラス」を開講しています。

コペルプラスとは?

小学校に就学する前の子供を対象とした児童発育支援スクールです。

療育の特徴は子供の「学びたい・成長したい」という意欲を引き出すこと。

遊びを通して楽しく子供が発育できる支援を続けています。

発育支援を専門とした幼児教室としては老舗に当たる25年の歴史を持っており、これまでに貯めた知見を駆使しながらサポートしてもらえるため、通わせる家庭から安心の声が聞かれます。

また、年間を通して100種類近い教材を用いながらオリジナルの教育を施してもらえるため、様々なアプローチからの発育支援が期待できる教室と言えるでしょう。

子供の発達が気になる場合は、迷わず専門家に相談する


言葉の遅れなどから、子供の発達に障害があるか否かを親が見分けることはできません。

気になりながら不安な育児を続けるよりも、迷わず専門家に相談するようにしましょう

早期の支援がその後の子供の成長に良い効果を与えることもあります。

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