幼児教室で利用料が安いところはあるのでしょうか?
子供にレベルの高い教育を学ばせたいと選ぶ幼児教室ではありますが、何かとお金がかかるのが子育て世帯の現実です。
どうせ入るなら、教育の質はもちろん、利用料が安いところを選びたいと感じるものでしょう。
今回は、人気の幼児教室の利用料と教育内容、そして利用者が感じた効果を比較することで利用料が安い幼児教室をご紹介します。
幼児教室の利用料が安いところはどこ?
人気の高い幼児教室について、その費用や教育内容そして、利用者が感じている効果についてご紹介します。
1:TOEキッズアカデミー・TOEベビーパーク
まず初めにご紹介するのは、質の高い教育で定評のあるこちらの教室です。
“数字や文字を教えることは8歳までの子供にとって適切な教育ではない”をコンセプトに指導を進めているのが大きな特徴で、「知能(頭)を良くすること」をコンセプトに授業が進められます。
また、授業前と授業を受けている途中とに何度か知能指数を図るテストが実施されることでも知られています。
授業を受けたほとんどの子供が、ぐんぐんとスコアをのばしていくことも有名です。
就学後のコースがない幼児教室が多い中、8歳までコースが用意されている点も特徴だといえるでしょう。
月謝や教材費は他の教室と比べると割高。
しかし、IQという確かなスコアを伸ばす実力に高い評判がある
月謝:¥15,660
教材費:¥38,880
入会金:¥10,800
※その他、知能検査費用(¥10,800)がかかります
※上記は、3歳以上のコース料金です
2:どんちゃか幼児教室
幼児の自主性を重んじ、自ら考える力をはぐくむことをモットーにしています。
幼児期の正直な子供たちが純粋に「おもしろい!」と思える授業内容を心掛け、楽しみながら力を引き出す工夫がなされているのも魅力の1つです。
3歳までのコース設定ではありますが、オリジナルで作られた72のテーマに基づき授業が構成されていたり、無理なく幼稚園受験の対策がおこなえるクラスも準備されているなど、質の高さをうかがえる幼児教室となっています。
教材費が無料であるため、他教室に比べると割安感あり。
授業の質も高いため、価格を重視しながら授業のレベルも重視したい人には特におすすめの幼児教室。
月謝:¥8,000
教材費:¥0
入会金:¥0~¥10,000
※入会金はキャンペーン価格、年齢によって変動します
3:ドラキッズ
大手教育系出版社である小学館が全国に開校する幼児教室です。
大きな特徴は、授業の質もさることながら全国各地に多数の教室を展開している点にあるでしょう。
多くの教室が関東や一部の関西エリアにしか教室を開校していないため、「通いたくても通えない」という声が聞かれます。
チャーミングなドラえもんキャラクターを教材などにもふんだんに使い、子供たちの興味を引き出しながら教育を進めてくれる点も魅力になっています。
通いやすい範囲に教室があることが多く、かつショッピングモールなどに併設されているため、母子分離が可能な子供であれば母親の空き時間を有効に使えて続けやすい。ドラえもん好きの子供は本当に楽しみながら授業や教材にチャレンジできる。
月謝:¥8,000
教材費:資料請求にて確認が必要
入会金:¥10,000
4:めばえ教室
「ドラキッズ」同様、全国に多数の教室を抱えているのがこちらの幼児教室。
教育コンセプトに「頭を使って考える経験をたくさんすること」「講師が温かく関わり、認めてあげること」を掲げて幼児教育を展開しています。
利用者からは子供の個性に合わせた指導が受けられる点や他教室よりも自由度が高く子供がイキイキしながら授業を受けられる点が評価されています。知能診断結果をグラフで確認できたり、授業参観があったりと手厚くサポートしてくれる点も魅力として挙げられるでしょう。
ドラキッズ同様、全国展開をしている大手の幼児教室。料金や教育のレベルも平均的で自宅から通える範囲にあれば利用を検討したい。特定のキャラクターを使用していないので、キャラクターに抵抗がある家庭にはおすすめ。
月謝:¥6,500
教材費:¥39,800
入会金:¥6,500~
5:キッズパル
大手ベビー用品メーカーである「ミキハウス」が展開する幼児教室。
幼児期の子供の才能を伸ばす幼児教育に力を入れているクラスと、小学校受験に特化したクラスとがある点が特徴です。
受験クラスは小学校受験のスペシャリストである理英会がプロデュースしています。
“小学校受験に自然体で臨める”をコンセプトに、オリジナル教材を使った授業が展開されます。幼児教育ではミキハウスのかわいいオリジナルキャラクターを使用して、楽しくのびのびと学びが進められる。
受験クラスでは実力のある理英会とタッグを組むことで確実な成果を見込める教室。利用料金も平均的で、ミキハウスファンの家庭ならぜひ利用を検討したい教室。
月謝:¥8,000~
教材費:詳しくは資料で確認が必要
入会金:¥10,000~
6:コペル
「論理・対立の左脳型社会から感性・共生の全脳型社会への転回」をモットーに幼児教室を展開しています。
子供の可能性を無限大と捉えて教育が進められる点も特徴で、子供の100%の能力が引き出せるようなカリキュラムが組まれています。また、幼児教育とは別に、小学校コースや幼稚園受験コースも用意されています。
そのため、就学後も末永く同じ教育方針の下に授業を受けたり、受験対策としても利用することができます。
月謝は高いが質の高いオリジナルの幼児教育を受けることができる。利用者からは子供が夢中になる教材に魅力を感じている声が聞かれる。
月謝:¥17,280(東京)
教材費:別途、問い合わせが必要
入会金:別途、問い合わせが必要
※エリアによって月謝費用は異なります
結局のところ、利用料が安い幼児教室とは?
価格比較だけで安い教室を検討すると、「どんちゃか幼児教室」となります。
授業の質の高さにも定評があるため、自宅から通えるところにクラスが開校されている場合には利用を検討するべきでしょう。
「ドラキッズ」「キッズパル」「めばえ教室」は価格帯の中間層に位置しますが、「めばえ教室」では4万円近くの教材費が初期費用として必ずかかるため、利用を検討する際のネックに感じるご家庭もあるでしょう。
他校とは一線を画す高価格帯であるのが「TOEベビーパーク」「TOEキッズアカデミー」「コペル」です。
月謝が1万円を切る教室が主流の中で、いずれの教室でも15,000円程度の月謝が毎月必要となります。
その分、質の高い授業や確実にIQを伸ばしてくれる実力などに定評のある教室だとも言えるため、授業の質と利用料金とのバランスを検討する必要がありそうです。
また、各幼児教室に併設されている小学校受験のためのクラスでは、幼児教育とは別に専門的な学びが必要となるため、利用料が別途加算される場合があります。
受験対策では、教室の利用料以外にも衣類などの受験グッズ、面談対策のための特別授業、模試などご紹介した以外に費用がかかるケースが多いため注意が必要です。
まとめ
利用料とも照らし合わせ、オススメの幼児教室をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
利用料が安いと質に問題があるのではないかと心配だった方もいるでしょうけど、必ずしもそうではありません。
ですが、安い幼児教室の場合、受験対策の際の教材などが別途でかかってくるところもあります。
検討するに当たり、月額だけでなく、追加でかかりそうな費用も調べると良いでしょう。
また、安さだけではなく、お子さんとの相性も重要です。
今回ご紹介した各幼児教室の特徴をよく見て、選ぶようにしてくださいね。