幼児教室と保育園の掛け持ちは可能?共働きで小学校受験する方法

特別記事

一昔前は、小学校受験といえば専業主婦家庭とその子供だけの世界でした。

なぜなら、小学校受験には様々な知識やテクニックが必要であるためです。

多くの家庭ではママが仕事をせずに、幼児教育をはじめとした習い事や家庭での幼児教育に熱心に取り組まなければいけませんでした。

ところが、共働き世帯が増える昨今では、保育園から小学校受験を目指す家庭が急増しています

今回は幼児教室と保育園の掛け持ちの可否や共働きで小学校受験を目指す方法についてご紹介します。

幼児教室と保育園の掛け持ちは可能?


まずは、小学校受験には欠かせない幼児教室を、保育園に通わせながら利用することについての可否です。

結論から言うと、保育園と幼児教室を併用することは可能です

その方法にはいくつかあるので、パターンに分けてご紹介します。

1:週に何度か保育園を早退させる

この方法を実践するためには、ママかパパのどちらか(もしくは祖父母など)が週1回以上、仕事を休んで保育園へ子供を迎えに行くもしくはその日にはお休みさせて幼児教室へ通わせる必要があります

ほとんどの幼児教室が幼稚園との併用を考えられて開設されているため、遅くとも夕方ごろにはスタートしてしまいます。

ほとんどの共働き世帯では夜まで仕事を持っていることが多く、幼児教室へ通う日は仕事の調整をつけて子供を幼児教室へ通わせる必要があるでしょう

2:18時以降にスタートする幼児教室を利用する

最近では、共働き世帯が小学校受験を目指せるように夜の18時ごろから教室をスタートさせる幼児教室が散見されます

こうした教室を利用すれば、幼児教室がある日でも仕事をして少し早めに切り上げるくらいで利用が可能です。

年に数回の休みであれば有給が使えると言うママ・パパは多いですが、毎週1回以上休むとなると仕事への負担が大きくなるもの

こうしたサービスを利用することも共働きで小学校受験を目指す方法の1つと言えるでしょう。

保育園と幼児教室を併用することへの批判の声も

一方で、保育園と幼児教室を併用したいと考える家庭が知っておくべき“批判の声”があるのも事実です。

・保育園を早退することへの批判

ある有名な掲示板サイトには、3歳半の保育園に通う子供を幼児教室に通わせたいと言う問いに対して、以下のようなコメントがついています。

「辛口ですが。どこの保育園も定員一杯、限界の状態で保育士さんががんばっているんだと思います。

受験の日に抜けるのならいざ知らず、お教室通いで抜けるというのは、「かなりわがままをいっている」と自覚してください。

お昼寝の時間にお迎え
・保育園にとって→どう考えても面倒くさい
・他の保護者にとって→他の子どもが昼寝ができなくなるという苦情あり
・小学校受験ではなく幼稚園受験ということは、もし受かったら保育園に欠員が出るということですよね?→保育園にとってデメリットだらけ

トピ主さんのお子さんにはいいことなのかもしれませんが、回りには迷惑をかけまくっていることを自覚して行動してください

その日は兄弟とも保育園に預けない、というのが現実的な解だと思います。

他の一時保育を利用するとか、自宅で仕事が出来るのなら一日休んで土日にまわすとか。

自分の犠牲(時間・金・仕事)を払わずに人様に迷惑をかけるということを、自分のこどもの教育のためにやることが正しいことか自省してください。」
引用元:読売新聞

・夜の幼児教室を利用することへの批判

著名な教育評論家であり“尾木ママ”として各メディアでコメンテーターとしても活躍する尾木直樹氏は自身のブログにこうつづっています。

「親の焦る気持ちめちゃくちゃわかります。しかし自信持って断言しますが小学生の中学年以降の伸びはほとんど期待出来ないですよ

ママとお家でしっかりふれ合いたっぷり早めに休んだ子どもの方が脳科学的にもぐんと伸びます。心の成長も豊かですよ

本来なら幼児教室はアフター6に開くべきではありません!

子どもダメにするだけなんですから本当に子どもを考えない儲け主義?尾木ママ大いに疑問です!!

政府は野放しにしないで時間の制限など設けて幼児とママたち守って欲しいですね!!切実です…」
引用元:尾木ママ オフィシャルブログ

上記は、掲示板や一著名人の見解ではありますが、世論の意見から大きく外れたものではない印象を抱きます。

掲示板のコメントでも多くみられた通り、保育園は共働きなどで自宅保育ができない家庭のために開かれた保育施設です。

さらに余裕があるならまだしも、昨今は保育園の定員がいっぱいで子供を預けて働きたくてもそれが叶わない家庭で溢れています

そうした家庭からすると保育園を利用しながら幼児教室へ通わせると言う行為を批判したくなる気持ちは十二分にわかります。

また、尾木ママをはじめとした幼児教育の専門家が、幼児教室などの習い事に、子供を遅い時間通わせることを危惧しています。

子供の脳を健康的にひいては優秀に育てるためには、十分な睡眠が欠かせないことが多くの研究で明らかになっているからです

共働きで小学校受験する方法


では、共働き世帯はどのようにすればネットに上がるような批判を受けずに小学校受験を目指すことができるのでしょうか?

ここでは3つの方法から小学校受験を目指す方法をご紹介します。

こども園の利用を検討する

国の子育て支援の一環で、これまで幼稚園だった保育施設が「こども園」に保育形態を変え始めています。

こども園では親の就労状況などに関わらず、子どもを長時間保育してもらうことが可能です

対象年齢や申し込み家庭の数などは居住エリアや各保育施設によって様々ですが、一度確認してみる価値はあるでしょう。

保育園とは異なり、ママが働いていない家庭でも幼児教育の一環として長時間保育を利用していたり純粋に子育てを第三者に支援してほしいと言う理由で利用している家庭が目立ちます。

そのため、保育園と幼児教室を併用するよりも保護者の精神的負担が軽減されることが考えられます。

働き方を変えてみる

今の働き方や職場にこだわらないのであれば、働き方を変えてみるのも方法です。

今の日本では、満4歳を超えていれば子供は必ず幼稚園に入ることができます

最近では、働くママの増加を受けて満3歳もしくはそれより早い段階から子供の受け入れをしている幼稚園も散見されます

しかし、保育園に預けるよりも保育の時間が大幅に減ってしまうのは事実

パートタイムや在宅ワークなどママの働き方を変える必要がありますが、幼児教室を無理なく利用することができるでしょう。

祖父母を頼る

ママ・パパいずれかの実家が近くにありかつ両親が働いていない、健康であるなど様々な制約をクリアする必要がありますが、祖父母に頼ると言うのも方法です。

具体的には幼児教室がある日の保育園のお迎えと教室への送りを祖父母に頼む方法です

幼児教室での子供の様子が見られない、お受験シーズンになったら仕事を調整しないといけない、などデメリットもありますが、今の仕事を続けながら幼児教室の利用を検討する際には、覚えておきたい選択肢と言えるでしょう。

まとめ


幼児教室と保育園の掛け持ちについて、お話してきましたがいかがでしたでしょうか?

保育園が終わってから幼児教室へ通う家庭は、子供へ多大な負担がかかることを考慮しなくてはなりません

各専門家が述べるように、子供の心身の健康は十分な睡眠や食事、それに親との絆無くしては叶いません

育児・家事と仕事に忙殺される日々が続きますが、大事なポイントを忘れないようにしたいものです。

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