小学校受験に備えて幼児教室選びに迷っているママたちは多いです。
小学校受験を控えた子供にとって幼児教室選びは慎重に行いましょう。
幼児教室を選ぶにはどのような点を気にしていけばいいのでしょう?
今回は小学校受験に合わせた幼児教室選びについてお話します。
小学校受験って実は大変?
年々少子化傾向にありますが、名門小学校の倍率はいつも高いままです。
自分の子供を小学受験をさせたいと思うのであれば、余裕を持って幼児教室選びをするようにしましょう。
小学校受験に備えてだいたい1年以上の時間を設けて、幼児教室に通わせている家庭が多いようです。
小学校受験は親がするものではなく子供がするもの。それ故に子供のやる気をコントロールしなければなりません。
希望小学校の試験の内容を確認して、受験に合格するために早めに準備を進めていくことをおすすめします。
幼児教室には種類があった?
ではまず、幼児教室の種類についてお話します。
幼児教室は、大きく3つの種類に分かれています。
幼児教室を選ぶ際は参考にしていきましょう。
①知育系教室
知育系は、知能を発達させ社会性などを身につけさせることができます。
文字の読み書きや集団行動のとり方なども指導してくれます。
脳の発達に合わせてカリキュラムが組まれているところが多いです。
文字の読み書き、カード、集団行動のルールを学ぶなど広く成長をサポートしてくれます。
②言語系教室
言語系は、外国語を幼児期から学ぶことで、語学力が身につきます。
国際的な社会に対応できる力がつきます。
歌やダンスなど遊びの中で語学を取り入れるので、ネイティブな発音を習得できます。
学習方法は聴く、話すがメインとなります。
③運動系教室
運動系は、運動能力を向上させて丈夫で健康な体を手に入れることができます。
身体能力UP、柔軟性なども高まるでしょう。
運動能力が高いと心の成長や性格が良好で社会性の高い子供へ育つと言われています。
小学校受験の対策をしてくれる幼児教室とは?
ずばり、小学校受験対策をしてくれる幼児教室は上記でも説明した「知育系」が一番当てはまります。
知育系の中でも更に小学校受験対策に特化したコースに分かれている教室もあります。
ですので、幼児教室に通わせる際はコースも細かくチェックしてみてください。
また、子供の性格にぴったり合う環境かどうかもポイントですので、子供の目線にたって幼児教室選びをするようにしてください。
小学校受験の勉強って何をするの?
受験する小学校によりますが、基本的に筆記、面接、運動、行動観察、指先を使う試験などがあります。
筆記試験
筆記試験は、主に数や図形、自然科学、生活常識などから出題されます。
文字を満足に書けなくても試験は受けられるので安心してください。
面接試験
面接試験は、親子で参加、子供一人だけ、親だけなど色々なケースがあります。
話す内容も学校によって変わっていきます。
大きな声で話しているか、内容を理解して受け答えしているか、相手に気持ちを伝えることができているかなどを見ていきます。
運動試験
運動試験は、筋力、瞬発力、持久力、調整力、柔軟性、リズム力などを確認します。
集団で試験を行うこともあり、その際に周りの子に合わせてしまい、自分の意思とは違うことをやってしまったり、隠れてしまったりなどうまくパフォーマンスができないといったケースもあるようです。
運動能力が高いというのは、表現力があり積極性があるなど子供の能力が目に見えてわかる所でもあるので、試験でも細かく評価する部分でもあります。
行動観察試験
行動観察試験は、グループの中でしっかり自分を表現できるかどうかを見ています。
例えば「この大きな紙にみんなで絵を描いてね」という課題を出したときに、占領して絵を描いてしまったり、グループの輪から離れて一人になってしまったなどの行動は減点対象に。
協調性を持って集団で楽しく遊ぶことができるかどうかを確認しています。
指先を使う試験
指先を使う試験は、絵画や工作、紐通しなどを実施します。
そこでは、表現力や丁寧さを見ています。幼児教室では、指先が器用になる練習も充実しています。
小学校受験の内容は他にもいくつかあります。
様々な課題に備えるためにも幼児教室選びは考えていきたいですね。
試験官は子供の能力を相対的に見て評価していきます。
ですので、多くの学校の試験内容に網羅している幼児教室を選択していってください。
また、保護者へのサポートも丁寧に行ってくれる教室も多く存在します。
困ったときにすぐ頼れる幼児教室選びをしていくことをおすすめします。
教室での授業時間は1、2時間ほどで、ペースは週に1回ほど。
子供が飽きないように次々と学習内容が変わっていきます。幼児教室に通うだけで小学校受験に受かっている子供もたくさんいます。
小学校受験を成功させるには?
小学校受験をさせたからには、必ず子供には合格をしてもらいたいですよね。
小学校受検を成功させるには親は一体どうすればいいのでしょうか?
通いやすさ重視する
どんなに評判の良い幼児教室に通わせたとしても、家から遠くて通いづらいと子供は移動時間だけで教室に通うのが嫌になってしまいます。
移動距離はできるだけ短く家から通いやすい幼児教室選びをしましょう。どうしても家から遠い場合は、子供が退屈しないように工夫をする必要があります。
例えば、オモチャやお菓子を準備したり、幼児教室の他にも行き先を増やして遊べる場所に連れて行ってあげたりなどをしてあげましょう。
できたことを褒めるように
子供の成長には個人差があり、周りに自分の子供より出来る子がいても決して焦らないようにしましょう。
できないことはしょうがない。できたことは思いっきり褒めてあげる。
そうすることで子供はもっと成長したい、もっと両親に褒められたいと頑張ってくれます。
親が応援してくれることが子供にとっては何よりも嬉しいもの。親の期待に応えようと一生懸命になってくれます。
小学校受験は子供の能力が試されるはじめての場。
子供の能力を潰さないためにも、たくさん褒めてのびのびと育てていってください。
ダメなことはしっかりしつける
小学校受験を全て幼児教室頼りにしてはいけません。
試験では子供の行動を見て評価する場面があります。
他の子を傷つける、自分勝手な行動をする、危険な遊びをするなど普段からしっかりダメなことを教えていかなければ、大事な試験の場面で正しい行動を取れなくなってしまいます。
教室選びももちろん大切ですが、家庭のしつけも大事です。
もし、子供がダメなことをしたら、親が責任をもってダメだと言い聞かせるようにしましょう。
親が真剣に伝えれば子供もきっと分かってくれるはずです。
先生との信頼関係も大切
小学校受験が始めての場合は特に親も不安になると思います。
そういうときに幼児教室の先生としっかり連携を取るようにしましょう。
困ったことや不安なことはすぐ先生に相談し、マイナスな気持ちが子供に伝わらないように心がけましょう。
ですので、幼児教室選びの際、保護者をしっかりサポートしてくれる体制かどうかも確認する必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?小学校受験の幼児教室選びについてお話していきました。
幼児教室にも種類があるので、子供との相性を見ながら幼児教室選びをしていってください。
幼児教室では小学校受験に合わせてしっかりとカリキュラムが組まれているので、無理に家で追加の学習をさせなくても大丈夫です。
もし、心配であれば幼児教室の先生に相談して受験対策を一緒に考えてもらうようにしましょう。
小学校受験は親の質も試されるとき!子供にしっかり愛情を注ぎながらサポートしてあげてください。
褒めて伸ばして、小学校受験に見事受かりますよう応援しています。