幼児教室ではなくあえて「親子教室」として展開しているベビーパーク。
ここ数年で一気に全国区となり普及しているベビーパークですが、気になっている親御さんも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事ではベビーパークの特徴やメリット・デメリットなど、口コミを元に解説します!
幼児教室ベビーパークの特徴はなんと言っても「親子の絆」
ベビーパークは正式名称を「Timing Of Education ベビーパーク」といい、親子の絆をテーマに授業内容などを構成している幼児教室です。
全国に展開しており「親子の教室」として保護者への指導にも力を入れています。
一般的な幼児教室は、子どもの脳の成長をサポートする授業やお受験対策がメインとなっていますが、ベビーパークではそれよりも親子の絆をサポートする授業内容がメインとなっています。
親からの愛情こそが、子どもの脳を発達させる何よりの土台である、というのが理念のようです。
また、特徴的なのは「叱らない子育て法」。
つい子どもに対して叱ってしまったり、大声を出してしまったりすることに悩むお母さんは多いですよね。
3歳以下の子どもには叱っても意味がなく、かえって悪影響があると言われているのはもう有名な話ですが、分かっていてもついつい怒ってしまうのが親というもの。
子どもがいたずらをしたときや、言うことを聞けないときにどう対応すればいいのか?
お母さんなら誰もが知りたい情報を授業の中で教えてもらうことができます。
育児をしている最中は、どうしてもイライラすることが増えたり、「本当にこれで合っているのだろうか」と不安な気持ちになってしまったりすることがありますよね。
親がそんなネガティブな感情を持っていると子育ては当然うまくいきませんし、子どもにもそれは自然と伝わってしまいます。
ベビーパークが目指すのは親子がともに楽しく過ごし、愛情をもって接することで素晴らしい子どもを育てていくというものです。
幼児教室ベビーパークの授業内容は「マザーリング」が特徴的
叱らない子育て、親子の愛情を育むベビーパークの授業。
具体的にはどんな内容となっているのでしょうか?
実際に授業を受けた方の口コミや体験談をもとに授業内容をまとめました。
ベビーパーク公式サイトで公開されている内容
公式サイトでも一部授業内容が公開されています。
ベビーパークでは年齢・月齢に応じてA〜Fの6つのコースに分かれています。
たとえばAクラス(月齢2〜8ヶ月)のクラスでは、
- お母さんの悩み相談
- ベビーマッサージ
- おすわり、ハイハイ、寝返りなどができるようになる練習
などが授業内容に組み込まれています。
実際に体験した方の内容
実際にベビーパークのレッスンを体験した方の内容をまとめると…
- マザーリング
- おもちゃのお片付け
- はじまりの歌
- 名前を呼ばれて返事をする練習
- 目の体操
- 知育レッスン(フラッシュカード・手先を使った遊び・体を使った遊び・百玉そろばん・色、数字、物の名前・日本語と英語のお歌・絵本の読み聞かせ(日本語と英語)など)
このような流れで授業を行うのが共通のようでした。
一番最初に行うマザーリングとは、お母さんが講師の先生に子育てに関する相談をしたり、先生が子育てについてお話してくれる時間で約10分間。
その間子どもたちはおもちゃなどを自由に使って遊ぶ時間となっています。
レッスン時間はトータルで50分。
子どもが飽きないように、さまざまなプログラム(約25〜30種)を50分にぎゅっと詰め込むそうです。
それだけのボリュームだときっかり50分で終わることはめったになく、1時間くらいになるそう。
またベビーパークは本入会前に体験レッスンを受けることができるのですが、ウェブ上で受ける発達診断チェックというのが受けられるそうです。
幼児教室ベビーパークの口コミ・体験談
実際にベビーパークに通っていた方、体験レッスンを受けた方の口コミや体験談を見ていると、ほとんどが同じ意見に集約されていました。
そこでここでは、ベビーパークのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
メリット1:立地やアクセスがいい
ベビーパークはフランチャイズ経営なので、全国各地に教室があります。
幼児教室を選ぶ際に大切なポイントはやはり通いやすさ。
いい教室でも通うのが大変だと親子ともにストレスがかかります。
そういう意味ではベビーパークは通いやすい幼児教室といえるでしょう。
教室によっては教室のすぐ近くに大型スーパーがあるなど、お母さんのことを考えた立地になっているようです。
メリット2:マザーリングの時間がある
他の幼児教室にはないベビーパークならではの授業内容の一つが、「マザーリング」。
マザーリングとは上記にも説明しましたが、お母さんが講師の先生に子育てに関する相談をしたり、先生が子育てについてお話してくれる時間です。
なかなかママ友には話せないことも相談できますし、何よりプロの先生として回答してくれるわけですから、とても有意義な時間と言えそうです。
先生が話した内容はレジュメにして、プリントで持って帰れるのもポイント高いですよね。
メリット3:子どもの自由度が高い
他の幼児教室だと、子どもを机に向かわせたりずっと座らせていなければならないことも多いんです。
小さい子なのでじっとしているのは難しいですし、ぐずる子をあやすお母さんのストレスもかなりありますが、ベビーパークでは子どもの自由度がとても高いんです。
机に向かわせる時間もありますが、子どもが飽きて歩き出したりしても大丈夫。
ある程度子どもが満足するまで好きなようにさせて、次のプログラムになったら戻るように促す程度なので、親子ともどもストレスが少なそうです。
さて、ここからはデメリットについて説明していきます。
デメリット1:講師の質が…
講師の先生にはかなり質に差があるようです。
もちろん熱心に教えてくださる先生もたくさんいると思いますが、実はベビーパークが出している講師の求人内容を見ると結構ひどいもの…
厳しい試験を合格しないと講師にはなれないと謳っていますが、実際には誰でもなれるんじゃ?と疑問に思っても仕方ありません。
マザーリングの時間などに質問しても、保護者の方が詳しくて答えられなかった、なんてこともあるみたいです。
デメリット2:発達診断の内容はホント?
体験のあとなどにウェブ上で子どもの発達診断が受けられるそうなのですが、これはが少し疑問なところ。
診断結果がとても良く、「こんなに賢い子はめずらしいです!能力をもっと伸ばしてあげないともったいないです!」と言われるそうなのですが、皆さん同じことを言われているようなので、入会させるための常套句なのかもしれません…。
誰でも自分の子どもの能力が高いと言われたら悪い気はしないですもんね。
デメリット3:実績がない
その他の有名な幼児教室と違って、ベビーパークはまだ歴史が浅いのが一番のデメリットといえるでしょう。
2011年設立なのでまだ7年、つまり実績がないのです。
卒業生がどれくらいのレベルの子になったのかも現時点ではまだ分からないので、ベビーパークで学ぶことが本当にいいことなのか、誰にも分からないということなんです。
IQ保証に関しても外部機関がチェックするわけではなので、なんとも言い難いところ…。
まとめ
全国展開していて何かと話題になる幼児教室ベビーパークについていろいろと解説しました!
ベビーパーク以外の幼児教室にも言えることですが、どの幼児教室にもメリット・デメリットはあります。
ベビーパークは特に教室数も多く教室によってかなり質に差があるようなので、実際に自分の目で確かめることが一番の近道です。
まずは体験レッスンに参加してみてくださいね。