幼児教育におすすめの本!大人向け3選子ども向け3選

幼児教育について調べる際、文献を参考にしたという保護者の方は多いですが、関係する本は数え切れないほど存在します。

また、幼児教育の観点から最適な子ども向けの本について知りたいという方も多いでしょう。

今回は、幼児教育について考えたり、子どもに与えたりする本として、おすすめなものを大人向け・子ども向けに分けてそれぞれご紹介します。

幼児教育における本の重要性


日本における幼児教育の第一人者であり、世界で認められている幼児教育のメソッド「七田式教育」の創始者でもある七田眞。

七田氏を父に持ち、現在、世界中に展開される七田式教育の社長を務めている七田厚氏は 「子どもを本好きにすることができたら、親の役割は半分終わったと考えていい」と言います。

専門家のこの発言から、幼児教育に本がどれだけ重要であるかが推測できますね。

読書によって身につく力には、主なものだけでも「読解力」「語彙力」「表現力」「記憶力」などが挙げられますが、これらは全て3歳までに鍛えると大きく伸びるとされているものばかりなのです。

この貴重な時期にできるだけたくさん、本に触れさせることが必要なのです。

本を好きになるためには、良いサイクルを作ることが必要と考えられています。

それは、「本を読む」「新しい知識を得る楽しさを知る」「さらに本を読みたくなる」というもの。

このサイクルを体験すると、子どもは読書がどんどん好きになります。

本にうまく興味を示さない子どもには、音がなる絵本や仕掛けがある絵本などから始めるようにしましょう。

また取り扱われているテーマにも注意して、「車」「動物」「花」など子どもが好きなものから選んで徐々にテーマを広げていくようにしましょう。

幼児教育について知りたい、大人向けの本一覧


幼児教育についての考え方や方法を説いている本は数え切れないほどありますが、ここではレビューの評価が高いおすすめの本を3冊ご紹介します。

「『学力』の経済学」中室牧子

著者の主観で書かれることの多い幼児教育の本ですが、こちらの1冊は統計データを用いた客観的な根拠をもとに、教育を経済学の手法を用いて分析しています。

一般的には、子どもの年齢が上がるにつれて教育にお金をかける傾向がありますが、著者は 幼児期の教育に投資することが最も費用対効果が高いことをデータを用いて説明することに成功しています。

2015年に出版されたこちらの本は、幼児教育界に大きな衝撃を持って受け入れられました。

昨今の幼児教育関連の書籍では、最も画期的で有名な1冊と言えるでしょう。

ぜひ、はじめに手に取っていただきたいです。

「頭がいい子の家のリビングには必ず『辞書』『地図』『図鑑』がある」小川大介

一日の多くの時間を自宅のリビングで過ごす子どもたち。

ここでどれだけ学習するチャンスがあるかが、子どもたちの学力を左右すると筆者は説きます。

家庭の中に学習するチャンスがしっかり用意されていれば、塾に行く必要もなくなり、時間とお金を節約することができると続ける筆者。

家庭環境が大事で、リビングに「辞書」「地図」「図鑑」といった知的アイテムが置いてあると普段から接することができるので、学力が向上しやすいと考えられています。

テレビ番組で取り上げられる天才少年のお家を見ていると、確かにたくさんの本が子ども部屋などに並んでいることがあります。

子どもの学力と本の関係性がよくわかる1冊です。

「成功する子 失敗する子」ポール・タフ/高山真由美

自身の経験から評論されることの多い教育分野の書籍において、こちらの1冊は脳経化学、経済学、心理学などの最新科学をもとに幼児教育を説いている点が魅力です。

アメリカの最新教育理論とも呼ばれるこちらの書籍の中には、子どもに「やり抜く力」「自制心」「好奇心」「誠実さ」を体得させることの重要性が記されています。

もちろん、いずれの力も子どもにとって重要な力ですが、現代の日本人が再発見すべき能力とも言えるのではないでしょうか。

人生における「成功」について、好奇心を持ち続けどんな困難にも負けずに「幸せ」を掴むためのヒントが、幼児教育の観点から書き進められています。

幼児教育を実践するために役立つ、子ども向けの本一覧


続いては、実際に幼児教育の効果があるとされている子ども向けの本をご紹介します。

子ども向けの本を選ぶ際に大切なことは、子どもが興味を持つ本を見つけることです。

そのため、ここに紹介していないもので、子どもが興味を持つものがあればそれを読んであげるようにしましょう。

また、ここに挙げたものに子どもが興味を示さないようであれば、無理に読み聞かせをする必要はありません。

あかちゃんあそびえほんシリーズ きむらゆういち

まずご紹介するのは、絵本作家きむらゆういち氏が手がける大人気のえほんシリーズ。

全部で14冊創刊されていますが、いずれも0歳から読める優しい内容になっていることに加え、絵本に仕掛けがなされているなど、本に慣れていない子どもでも興味を持ちやすい工夫がなされています。

また、「ごあいさつ」や「いただきます」など、概ね3歳になるまでに子どもに教えておきたい生活の基本についてが、かわいいキャラクターたちとともに展開されているので、楽しみながら幼児教育を実践できると言えるでしょう。

小さな子どもがいる家庭や小児科に行くと、必ず1冊は置いてあるようなシリーズです。

だるまさんシリーズ かがくいひろし

「だるまさん」に続く助詞別に「が」「の」「と」と3冊の本がシリーズ化された人気の絵本。

日本人に馴染みの深いだるまさんが、ユーモラスに描かれています。

助詞を使いこなすのは非常に難しく、幼児が言葉を覚える過程でもかわいく苦戦している姿が見受けられますが、そんな言葉をうまく利用し、子どもの興味をひくストーリー展開がなされている点が魅力的な1冊です。

絵に合わせて体を揺らしたり、文字が読めないはずなのにページをめくって自分で音読したりと、子どもの成長に合わせて長く使い続けられる1冊でもあります。

「もこ もこもこ」谷川俊太郎

日本を代表する現代の詩人、谷川俊太郎が作り上げた独創的な世界が広がる1冊。

シンプルながらも、様々なことを連想できる作りになっています。

1歳あたりの子どもから、純粋に絵本に記された擬音語とダイナミックな絵を楽しむことができます。

「もこもこ」をはじめ「つん」「ぱちん」など、ものを表す言葉として重要かつ面白いものの数々が、それらを表すわかりやすい絵とともに展開されて行くのですが、日常生活にありそうな、それでいて生き物の起源をも表しているような、そんな不思議な気分にさせてくれる1冊です。

実際に試し読みできるお気に入りの書店をみつけておく


特に、子ども向けの本を探す際には、売り場で試し読みができる書店をみつけておくのがポイントです。

子どもは直感的に自分のお気に入りとそうでないものとを見極めることができます。

それを知っている多くの書店の絵本コーナーには、簡単な試し読みができるコーナーが設置されているもの。

自宅近くにお気に入りを見つけておくと、子どもとの絵本ライフがスムーズに送れるでしょう。

可能な範囲でたくさんの本を、子どもの生活環境に取り入れてやりたいものですね。

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