プログラミング学習は現在日本の教育では必要不可欠なものになっています。
小学校でもプログラミング教育が必修化になり、日本の学習内容も大きく変化をしてきているのです。
子供にもプログラミングの知識をつけてあげたい、楽しく学んで欲しいということであれば、スマホアプリを使うのも1つの方法です。
でも実際アプリってどうな?とモヤモヤしているママたちも多いはず。
今回はアプリの特徴とプログラミング学習についてお話ししていきます。
プログラミング学習が大切な理由
コンピュータとは人間が指示をしたプログラムで動いています。
コンピューターに指示を出すときはプログラムをコンピューターが分かる言語に直さないといけません。
その一連の流れをプログラミングと呼び、今とても日本の教育にとって必要な知識だと言われています。昔はコンピューターのプログラミングはとても難しい作業だと思われていましたが、現在はもっと簡単にプログラミングすることができ、子供たちが学べるようになるまでになりました。
プログラミングのアプリも開発され、気軽にプログラミングの世界に慣れ親しむことができます。
プログラミング学習の導入はこれから
2020年から小学校でプログラミング教育が必修になりましたが、他の先進国に比べて日本は遅れをとっているのです。
早急に子供たちにプログラミングの知識を入れていこうと奮闘している日本教育。
わたしたちが経験したことないプログラミングという学習項目に少し戸惑いも出てしまいますよね。
しかし、大事なのは自分の子供がプログラミングの学習に楽しさや面白さを見つけて、将来の力にしていってもらいたいということ。
子供たちが少しでもプログラミングに興味を持ってもらうためには、どうすれば?
その答えはアプリが導いてくれると期待されています。
プログラミングアプリの歴史
そもそも、プログラミングアプリが浸透してきたのは、スマホが普及した時期からです。
それを機に子供たちもスマホのなしでは生活できなくなりました。
ゲームや動画など夢中になりスマホに依存する子供も増えています。
どうせスマホで遊ばせるなら子供の教育のために使わせたいというのが親の意見。
そういった希望を叶えたとプログラミングアプリは多くの家庭に認知され始め、現在種類も幅広く年齢や好みに合わせたアプリが展開されているのです。
アプリの内容ってどんなのがある?
プログラミングを分かりやすくかつ楽しく子供に学んでもらうために、自分の作った絵を動かしたり、アバターに指示を出してゲームを進めるといったものがあります。
また、子供の遊び心を刺激したコーディングゲームなどもあります。
実際に遊んでみると子供だけでなく大人も楽しめる内容になっています。
プログラミングに苦手意識を持っている人は年齢に関係なく遊んでみてもいいでしょう。おすすめアプリの紹介
Lightbot4歳以上の子供が対象。
単純な命令の繰り返しによってロボットを動かしてステージをクリアしていきます。
単純だけど頭を使うゲームです。
https://itunes.apple.com/jp/app/lightbot-code-hour/id873943739?mt=8
Kodable5歳以上の子供が対象。
宇宙で迷子になったアバターの冒険物語になっていて、プログラミング概念と問題解決の技術を子供に解りやすく解説しています。
https://itunes.apple.com/jp/app/kodable/id577673067?mt=8
viscuit4歳以上が対象です。
自分で描いた絵を動かしながらプログラミングを学んでいきます。
覚えなければならないルールも少なく、直感的に使えるアプリです。
https://itunes.apple.com/jp/app/viscuit/id1081857123#?platform=ipad
まだまだたくさんのアプリが存在しています。
日本よりも外国で作られたプログラミングアプリが多いですが、世界のレベルに合わせて学べる点はメリットだと思います。
他の世界の子供たちと同じように学びプログラミング知識を向上させていきたいですね。
プログラミングアプリで得られる能力とは
プログラミングアプリで得られる能力とは一体何なの?と首をかしげる人もいると思います。
しかし、プログラミングを学ぶことでプログラミングの知識以外にも身につく能力があるのです。
問題解決能力で文武両道な子供に
まずプログラミングアプリで得られる能力は「問題解決能力」です。
プログラミングというのは論理的な考え方が必要になり、冷静に物事を考える癖がつきます。
子供の成長で大切なのは自分で考える力です。
問題をどうやって解決していこうと考えることが子供の脳にとてもいい刺激を与えます。
それは勉強でもスポーツでも役に立つ能力です。
将来は勉強・スポーツなど何でもこなせる子供になってほしいということであれば、プログラミング学習にも力を入れていきましょう。
さまざまな分野で活躍する事ができるのです。
人とのコミュニケーションが密に取れる
プログラミングを学ぶと論理的な思考を手に入れることができ、それは人とコミュニケーションを取るときに発揮されます。
子供は親と会話をするときに部分的な情報を伝えたり、自分の考えをうまく伝えることができないことがあります。
しかし、論理的な考えを身に付けていくことで、親が「なぜそう思うの?」「要はどういうこと?」「例えばどんなこと?」と掘り下げた会話をした際にしっかりと自分の意見を言うことができるようになります。
会話の内容にも深みが出て親子のコミュニケーションも密に取ることができるのです。
プログラミングアプリをするときの注意点
プログラミングアプリをするときには注意点が4つあります。
・不正なアプリはインストールしない
アップルやアンドロイドといった公式ストア以外のアプリは不正なアプリであることがあるので、インストールは避けましょう。
クレジットカードの情報を抜き出したりスマホにウイルスをばらまくなどという例もあるので注意しましょう。
子供が間違ってアプリをインストールする場合もあるので、プログラミングアプリを使う際は保護者が近くにいて一緒に操作することをおすすめします。
もし、不正アプリをうっかりインストールしてしまったら、速やかに削除をしてください。
・評判を確認すること
公式アプリ内にあるものでも、定期的な更新がされていなかったりバグが多く口コミの評価が低いことがあります。
開発元が信頼できるところかどうか判断してからプログラミングアプリをインストールするようにしてください。
インストール前に口コミを見る欄があるのでそちらを一度確認して安心して使えるかどうかを見極めましょう。
・権限は必要最低限に
インストールしたときにアプリが求める権限をすべて許可にしていませんか?
例えば連絡先、位置情報、カメラなど。
これらがアプリに必要でなければ許可をしないでいましょう。
これによって、アプリ間の不透明なアクセスを防ぐことができ、データ流出などのリスクにも対応できるのです。
最後に
2020年からプログラミング学習が小学校で必修と聞いて驚くママたちも多いはず。
ですが、日本の将来を担う子供たちにとってプログラミング学習はこれから重要な教科になっていきます。
ですので、ママたちも今のうちからプログラミングというものを理解していってください。
まずは簡単なところから始めるのにスマホのアプリは最適です。
是非子供と一緒に使ってプログラミングに慣れていきましょう。
大人でも楽しめるアプリなので、抵抗なく遊べるはずですよ。