赤ちゃんへの言い聞かせはいつからすべき?方法や注意点について

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初めて子供を持つとそのかわいさにうっとりすると同時に、大人の思い通りにいかないことの連続で毎日驚きの連続というママも多いでしょう。

赤ちゃんは純粋無垢な状態で生まれてきますが、言い聞かせを用いて社会で生きていけるように導くのも親の大事な役目です。

今回は、そんな赤ちゃんへの言い聞かせについてご紹介します。

言い聞かせは、いつからスタートすべき?


言い聞かせをスタートすべき時期、その答えは「0歳」です。

言い聞かせと聞くと、言葉が通じコミュニケーションが取れる年齢の子供に向けたものを思い浮かべる人も多いでしょう。

しつけの一環でもある言い聞かせでは、挨拶をすることや食事のマナー、外出時に注意すべきことなど、もちろん言葉が通じないと成立しないことも多々あります。

しかしながら、0歳の赤ちゃんにはこうしたしつけはまだ早いですね。赤ちゃんには赤ちゃんなりの言い聞かせの方法があります

そもそも言い聞かせとは、何かをさせたりさせないように注意したりすることだけではありません

言い聞かせをはじめとしたしつけの根本にあるのは、毎日赤ちゃんと同じ時間を過ごしている大人との、信頼関係の構築があるのです。

また、言い聞かせという言葉だけを捉えていると、限定的なイメージがついて回りますが、言い聞かせとは「人間社会で自分と他者とが快適に生きていくために必要なことを伝えること」と言い換えることができます。

こうした広義の意味を理解して入れば、人として生まれ落ちた0歳の頃から言い聞かせがスタートすると聞いても、何ら不思議ではないことがわかるでしょう。

赤ちゃんへの言い聞かせの方法は?


赤ちゃんへの言い聞かせの基本となるのは、語りかけることと褒めることです。

赤ちゃんへの語りかけとは?

泣くことしか反応のない赤ちゃんに、語り続けることが難しく感じるママやパパは、絵本の読み聞かせをうまく生活の中に取り入れるのがおすすめです。

意思表示を始める1歳前後までは、0歳向けの絵本の中から、ママやパパのお気に入りのものを選び、自分たちも楽しむ気持ちで絵本を声に出して読んでみましょう。

苦手意識のある人も少なくないですが、ゆっくりと赤ちゃんに伝えることを意識して読み続けていると、そのうち慣れてくるものです。

赤ちゃんに語りかけることに慣れてきたら、おもちゃや身の回りにあるものを使って、語りかけながら遊んでみましょう。

例えば、ぬいぐるみを赤ちゃんの見える位置に差し出し、「かわいいワンワンだね、こんにちは!」といった具合です。

生後3ヶ月もするとぬいぐるみを見て笑いかけるような表情を見せてくれることでしょう。

赤ちゃんを褒めるとは?

赤ちゃんを褒めることに疑問を持つかもしれません。

まだ仰向けの状態で寝たり泣いたりを繰り返している月齢なら、なおさらです。

「褒める」と聞くと、何かが出来た時をイメージしがちですが、赤ちゃんを褒めるのは、日常の些細なことで十分です。

笑顔を見せてくれたり、「アーアー」と上手に声を出せたり、時には大きな声で泣いたり、たっぷり寝た後に「よくできたね!」と声をかけてあげることも重要です。

一見、些細なことに思えますがこうした親との信頼関係の構築が、子供に大きな安心感を生み自分の意思を主張できるそしてそれを受け止めてもらえるという自信につながるのです。

この自信が2歳以降の成長した時期に、相手を思いやる気持ちへとつながる大変重要な気持ちのめばえであるとされています。

「危険」や「我慢」を教える

赤ちゃんの成長とともに、少しずつ危険を伝えることや我慢させることを教える必要があります

そもそも、赤ちゃんと暮らしている部屋には、危険が極力ないように大人が整えておく必要がありますが、生後半年以降の体の動きが活発になる時期を迎えると、どれだけ安全に部屋を作っていても、必ず赤ちゃんには危険が及びます。

伝い歩き中におもちゃを踏んだら「あんよ痛くなるから、ダメ!」とか、よちよち歩きの時期にソファーに登ったら「落ちたら危ない!」と、なるべく赤ちゃんに伝わる簡易な言い方で、危険を知らせる必要があります。

また、食事の前におもちゃ遊びをやめさせることや、外出時に奇声を発さないようにすることなど、赤ちゃんに我慢してもらうことも覚えさせなければいけません

その際なるべく簡易な言い方で伝えることにプラスして、どうしてそれがいけないのか?という理由を添えるクセをつけてみましょう。

まだ、大人の説明を十分に理解できる月齢ではありませんが、「だめ!」とだけ伝えるよりも、「○○だから〜しよう!」と理解させる言い方を習慣化することで、2歳以降のしつけに良い影響を与えると言えるでしょう。

赤ちゃんに言い聞かせをする際に、注意すべきことは?


最後に、赤ちゃんへの言い聞かせで親が注意すべき点をご紹介します。

叩かない

一昔前とは大きく違う教育方法が、この「叩かない」ということにまとめられるでしょう。

厳しくしっかりとしつけをすることが美徳であるとされていた時代は、もう過ぎ去りました。

今は、赤ちゃんを含むいずれの年齢の子供へも、親が叩くという行為は許されなくなったのです

もし、言葉だけでは不足していると感じた場合は、注意をしたい体の部分をトントンと軽く示したり、スリスリと撫でてやることで知らせてみましょう。

おもちゃを踏んだ足を「あんよが痛くなるよ!」と声掛けをしながら、スリスリ撫でるという具合です。

子供を叩いても、叩いた痛みによる恐怖心が理解する心を上回ってしまい、本当に親が伝えたいことが伝わらないと言われています。

大人だって、上司や目上の人から大きな恐怖心を与えられたら、そのことにばかり気が生き、相手が本当に言いたいことを理解する気持ちがなくなってしまうのと同じです。

怒鳴らない

叩いてはいけないのと同じ理由で、赤ちゃんを怒鳴ることはやめましょう

活発に動き出すと様々な危険と隣り合わせになる赤ちゃんなので、思わず大きな声を出して危険を知らせたくなる場面に出くわすかもしれませんが、赤ちゃんが驚くほど大きな声で伝えても、効果は全くありません

大人が冷静になり、ちゃんと伝える方法で危険を知らせることこそ、赤ちゃんの安全を守る最大の手段だと言えるでしょう。

言い聞かせの基準をブラさない

赤ちゃんから始まる子供への教育方針で、最も重要なことの1つが、教育方針をブラさないということです。

昨日までは許されていたことが、今日になって許されないと、子供は混乱してしまいます

また、子供には禁止していることを、親が子供の目の前で堂々とやってしまっては、親の言うことを聞かなくなってしまうでしょう。

言葉が通じない赤ちゃんだからといって、見くびってはいけません。

生まれたその日から、子供は親のことをじっくりと見ています

親の思いをスムーズに伝えるためにも、言い聞かせの基準をブラさないことを心がけて見ましょう。

心に余裕を持つ

忙殺されるといっても過言ではない、育児の日々。

心に余裕を持つ工夫を意識しないと、赤ちゃんへの適切な言い聞かせは実現できません。

一人になる時間を作る、パートナーへの家事・育児の協力を求める、など、心に余裕を持つ努力を実践してみましょう

赤ちゃんと一緒に学ぶ気持ちで


1人目の赤ちゃんが0歳なら、ママやパパも親0歳です。

初めての言い聞かせやしつけに戸惑うこともありますが、先輩ママや祖父母、時には園の先生など専門家の力も借りて、学びながら教育法を実践してみましょう。

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