胎児への教育とは?開始時期ややり方、その効果などをまとめて解説!

特別記事

幼児教育の熱が高まり続けていますが、関心の高いママの中には子供がお腹の中にいる時期から始める「胎児教育」に関心がある方もいるでしょう。

“胎教”とも呼ばれる胎児への教育とは?

おすすめの開始時期やそのやり方、効果についてご紹介します。

胎児への教育とは?


胎児教育とは、成長する胎児の能力を知りながら、妊婦であるママが精神的な安定を務めて作り、胎児に良い影響を与えるように尽くすことを指します。

胎教という言葉が流行った背景を思うと最近にできた考え方のように感じますが、意外にも胎児教育の歴史は古いものです。

2,200年前の中国の医学書である「胎産書」には、すでに胎児の成長やママの養生方法が記されています。

日本でも、江戸時代の産科医によって妊婦の心得が記された書物が発見されています。

またこの書物は当時広く出版されたことが判明しており、胎児やママである妊婦に良い影響を与えたいと思う気持ちは、古くから変わらないものであることが伺えます。

おすすめのスタート時期

胎児教育には明確なルールは存在しません

そのため、胎教を始める時期も自分がやりたいと感じた時に始めるのがベスト

ポイントは、「胎児教育をしなくては!」と気負ったりストレスに感じたりしてはいけないということ。

リラックスした気持ちで興味を持った時に始めてみるのが良いでしょう。

以下は、妊娠期別にみた胎教を実施する際の注意点です。

妊娠初期(1〜4ヶ月頃)

一説では、胎教のスタートは早ければ早いほどいいというものがあります

そのため、妊娠が確実になった時点で早期からスタートするのもおすすめです。

ただし、妊娠初期には多くの妊婦が悪阻と呼ばれる体調の悪さを感じるものです。

悪阻の時期は無理をせずに安静にしておくことがいちばんのため、精神的にも肉体的にも無理をせず胎教も余裕のあるときだけと心がけるのが良いでしょう。

妊娠中期(5〜7ヶ月頃)

妊娠中期の赤ちゃんは耳の機能がほとんど完成すると言われています。

これは、ママやパパの声がお腹の赤ちゃんに届いているということ。

胎教の代表的な方法として知られる「クラシック音楽かける」というのも、この時期から効果が見込めると言えるでしょう。

ママも悪阻が落ち着く人が多く体調が安定し出す時期でもあるため、胎動が感じられたりすることからも胎教をスタートするのに最適な時期と言えるかもしれません。

妊娠後期(8ヶ月以降)

だんだんと体の重さが辛くなってくる時期です。

出産に向けた準備や不安も本格的なものとなり、妊娠後期がいちばんしんどかったと語るママは少なくありません。

お腹が大きくなり始めるので、より赤ちゃんの存在を感じやすく胎教の意味も実感しやすくなりますが、無理のないようにママに余裕のある時に楽しんで胎教を取り入れたいものです。

具体的なやり方

ここでは、具体的な胎教のやり方をご紹介します。

代表的なものを集めていますが、オリジナルでママがリラックスしながら楽しめるのもがあればもちろんそれでも構いません。

参考にしてみてください。

お腹を撫でる

多くの妊婦が実践しているお腹を撫でるという行為、実は立派な胎教です。

お腹の中の赤ちゃんとスキンシップをはかることはできませんが、最もつながりを感じられるママのお腹を撫でることで愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが母子に分泌されると言われています。

親子の絆作りに欠かせないこのホルモンを通して、赤ちゃんと親との信頼感がより一層増すと考えられてます。

音楽を聴く

先ほども述べたクラシック音楽を聴くという方法を知っているママは多いでしょう。

他にも、リラックス効果が高いとされるオルゴールミュージックもおすすめです。

もちろん、ママやパパにお気に入りの曲があればそれでも構いませんが、なるべくリラックスできる穏やかな曲をおすすめします。

赤ちゃんに語りかける

耳の機能が作られる妊娠中期からは、積極的に話しかけるようにしましょう

「今日は暖かいね」とか「ご飯美味しいね」など、ママの体を通して赤ちゃんが感じられることだと、伝わりやすいと言えるでしょう。

習慣化しにくいというママも多いはずなので、まずは挨拶から始めてみるというのもおすすめです。

反対に、ママがイライラしていたりパパと喧嘩ばかりしているのはお腹の赤ちゃんに良いとは言えません。

いつも以上にママの気持ちを大切にし、ストレスが少なくなるように周囲が気を配る必要があるでしょう。

赤ちゃんに絵本を読み聞かせる

ベビーグッズが活躍するのは出産後と考える家庭が多いですが、絵本だけは例外です。

お腹の赤ちゃんに絵本を読み聞かせることは赤ちゃんだけでなくママにも非常なリラックス効果があります

生まれてすぐの赤ちゃんでも楽しめるような簡単なもので結構ですので、一度本屋さんでママのお気に入りを集めてみましょう。

絵本を選ぶ基準は、ママが読んでいて楽しくなるものがおすすめです。

ゲームをしてみる

「キックゲーム」と呼ばれるゲームをしてみるのもおすすめです。

妊娠後期になると赤ちゃんがお腹を蹴る・叩くことで発生する胎動が頻繁になります

赤ちゃんが中からポンッと鳴らした場所を、ママが軽く叩き返してみましょう。

続けていくうちに中には、ママが叩いた部分を蹴り返してくれた!というエピソードを持つママもいます。

胎児教育から得られる効果


ここでは、胎児教育から得られる効果を、赤ちゃんへの効果ママへの効果の2つに分けて解説します。

胎児への影響

胎児の頃から適切な刺激を与えることで、赤ちゃんの脳が活性化され好奇心旺盛な子供に育つと考える人や、胎教の力により夜泣きが少なくなったという効果を得ている人も多いです。

しかしながら、現代の科学では根拠を提示できるデータがなく賛否両論が唱えられているのも事実です。

ママへの影響

科学的根拠がない中でも大きなメリットとして考えられるのが、胎児への教育を通してママがお腹の赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しめることだと言えるでしょう。

胎教がきっかけとなり妊娠期間をゆったりと過ごすことができると、妊婦がママになる自覚を深めたり、産後の育児への気持ち的な準備が整えられるのは確かな事実です。

胎児教育を行う際に注意したいこと


胎教を行う上で最も注意したいのは、ママやパパが神経質になりすぎないことです。

胎教は、絶対にしなくてはならないものではありません。

特に、パパが「あれもこれも」と欲張ってしまうと、ママや赤ちゃんに負担をかけかねません

ストレスを与えてしまっては本末転倒。

ママが余裕のあるときにリラックスすることを心がけて胎教を楽しみましょう。

赤ちゃんに向けてだけでなく、ママとパパが楽しく会話していることも大切な胎教です。

お腹を撫でながら楽しい会話をする、などという気軽なことを毎日心がけてみるのもいいかもしれませんね。

ママが心から“赤ちゃんに良い”と思えることが大事!


科学的な裏付けが重要視される現代では、昔に比べると胎児教育の中身もかなり変化してきました。

超幼少期からの英才教育とも呼べる胎児教育には、様々な見解があるのも事実です。

しかし、どの見解から見ても重要なのは「ママが本当に赤ちゃんに良いと感じていることをすべき」という点でしょう。

ストレスに感じることなく、お腹の中の赤ちゃんのことを思って様々なアプローチを続けてみたいものです。

特別記事