なぜ、いま幼児教育に注目なのか?~3つの理由~

ここに、一枚の画像を用意しました。この画像を用意した理由は、2つあります。1つ目は、あなたの注意を惹きたかったから。2つ目は、「なぜ、いま幼児教育に注目しなければならないのか?」という非常に重要なことを、これからお話しするからです。

さっそく「なぜ、いま幼児教育に注目しなければならないのか?」この理由についてお話ししましょう。その理由は大きく分けて3つあります。

  • 理由.1:脳の発育は6歳までに90%終わってしまうから
  • 理由.2:日本の教育が、これから大きく変わるから
  • 理由.3:日本は幼児教育の分野で「海外から大きく遅れをとっている」から

これらが「なぜ、いま幼児教育に注目しなければならないのか?」の理由です。お子さんの教育に対して「非常に意識の高い」あなたであれば、すでにご存じかもしれませんが、これからそれぞれの理由について見ていきましょう。まず、1つ目の理由です。

理由.1:脳の発育は6歳までに90%終わってしまうから

冒頭にも登場したこれは、人間の「脳の発育」を表したグラフです。

脳の発育グラフ

子どもの脳の資質は、3歳で「70%」…6歳で「90%」…12歳で「ほぼ100%」決まってしまう。

つまり、6歳までにどのような教育をするかで将来が大きく変わる…

人間の脳は、このグラフにあるように

 

○3歳で70%

○6歳で90%

○12歳で100%

 

と、、、実は小学校に入る前の段階で、ほぼ完成してしまうということです。言い換えれば、世間では、勉強は「小学校」や「中学校」から努力し始めますが、脳の成長から見ると、実際は【小学校入学前に、学力は90%決まってしまっている】ということです。

だから、幼児教育に25年以上携わる幼児教育の専門家「大坪信之」氏は、このように述べています。

ちなみに、なぜ12歳で脳はほぼ100%完成し、その後、育つことがないかですが、それはハーバード大学のヘンシュ博士が発見した脳の成長を止める「リンクスワン」というものが原因です。もし、このリンクスワンがでなければ、脳は成長を続けてしまい、脳は壊れてしまうことがマウス実験で分かりました。ですが、人間は、このリンクスワンを出すことによって、脳を適正な状態までしか成長してしないようにしているのです。

反対に言えば、一度適正な状態まで成長してしまうと、それ以降の成長は望みにくいということです。特に、その中でも、その成長の伸び率が高いのが【0歳~3歳】です。ここで一気に「40%」も成長します。そして、その後の【3歳~6歳】の期間でも「20%」も成長します

つまり、この期間に「どのような教育」をするかが、その後の人生に大きな影響を及ぼしてしまうことは、賢明なあなたであれば、すでにお気づきでしょう。だから、あなたのお子さんのように、脳の伸び率が高い「今のうちに教育」を施すことが有効なのです。

ちなみに、実際に、ある学校で調査を行ったところ、「86%」のお子さんは、小学校入学時の成績のまま卒業するという結果が分かりました。また、そのままの延長で高校や大学に進学するので、小学校入学時点の成績が、大学に直結することも分かりました。このように、あまり知られていない事実ですが、お子さんの学力は、本格的に国語・算数・理科・社会を勉強する小学校入学前に決まってしまっているということです。

だから、、、

○脳が成長中に教育する

○脳の成長が終わったあとに教育する

どちらのほうが有効か、お子さんの教育に対して非常に意識の高いあなたであれば、もうお分かりでしょう。そして、2つ目の理由です。

理由.2:日本の教育が、これから大きく変わるから

単刀直入に言いますが、これは「大きな変化」です。正直に言いまして、私たち親世代とは全く違う教育にこれからの日本の教育は変化します。それが、文部科学省が発表したコチラの資料です。

文部科学省の発表資料

また、これに付随して「21世紀型能力」も求められています。

ただし、なかなかこのお役所の資料というのは、内容が分かりにくいので、幼児教育の専門家の「大坪信之」氏に解説していただきました。

つまり、端的に言えば、私たち親世代が受けてきた教育は・・・

「答えがある問題に対し、その答えを効率良く最短ルートで探す処理能力」を高めること

で、私たちの子ども世代が受ける教育は・・・

【答えがないものを探求し、0から1を生み出す人間しかできない創造力】を高めること

という、全く違う方向に向かいます。言い換えれば、私たち親が受けてきた教育をお子さんにしても、これからの時代に活躍できる人材になる確率は低いということです。大坪氏が述べていたように、これからの時代は、

 

○記憶=インターネット

○処理=AI・ロボット

 

と、これまで人間がしていたことが、「インターネット・AI・ロボット」に代替されます。まさに、それが最近話題の「将来なくなる職業」でしょう。そのような時代に突入したとき、私たち人間に求められるのは「インターネット・AI・ロボット」にできない【0から1を生み出す創造】でしょう。

だから、日本という国も、この流れに乗り、求める人材像を根本から変え、教育も根本から変えようとしているのでしょう。

このように、私たち親世代と、私たちのお子さんが活きる世代は、全く世界が変わります。それなのに、私たち親の価値観でお子さんの教育をしたら…賢明なあなたであれば、その危険性を十分にご理解いただいけるでしょう。

しかも、人間の脳の成長は「3歳で70%」「6歳で90%」完成してしまいます。ということは、、、今すぐ、この【0から1を生み出す創造】する力をあなたのお子さんが養わなければ、将来大変苦労してしまう可能性が高いでしょう。最後、3つ目の理由です。

理由.3:日本は幼児教育の分野で「海外から大きく遅れをとっている」から

理由の2つ目で、日本の教育が変わるとお伝えしました。だから、このままあなたのお子さんも保育園や幼稚園に入学して、そのカリキュラムに乗っていけば、お子さんの将来は安泰ですよね?

・・・残念!違います。

非常に残念な現実ですが、日本の教育は、今「方向性を示した」だけで、まだ現場で実践されていません。また、ここ最近「幼児教育の無償化」という話がでていますが、所得制限があるなど、完全な無償化ではありません。あくまでも、いわゆる社会的弱者救済の処置です。だから、まだ現実的には何も起きていないのです。

ですが、、、世の中は、AIやロボットが進化し、本当に、なくなる職業が出てしまう状況になっています。ということは、「現実は、進んでいるに、教育が追いついていない」のが日本の状況です。一方、諸外国は、「理由.1」にもあったように、子どもの能力は6歳までに90%決まってしまうので、幼児教育に大変力を注いでいます。

これはユニセフが「世界子供白書」で「幼児教育の重要性」を提言したことが理由だと考えられます。ですが・・・日本は、この諸外国から遅れをとり、ようやく教育の方向性を変え、これから何年も掛けて、現場におりてくるところです。

日本は遅れています。。。

だから、このまま日本の教育現場に、新しい教育が浸透するのを待っていると、あなたのお子さんは、最も脳が成長する、大切な「0~6歳」の期間を逃す可能性が高いでしょう。また、諸外国は幼児教育に力を注いでいますので、あなたのお子さんが成人になったとき、彼らとの差は大きなものになるでしょう。

もしも、そうなった場合・・・今は先進国の日本が、外国から抜かれる立場になるかもしれません。

そうならないためにも・・・そして、あなたのお子さんの脳が最も成長する「0~6歳」の期間を逃さないためにも・・・「いま幼児教育に注目することが重要」なのです。

 

■追伸.1:

そうそう、一つ重要なことを忘れました…

コペルという幼児教育の教室に通わせ、いま「小学3年生」のお子さんを持つ保護者の方は、

何も知らず考えずに育てていたらと想像すると恐ろしい…

何も知らずに、何も考えずに、何もせずに子どもを育てていただろうから、

そう思うと恐ろしい。(と、子どもが小学生になってから特に最近よく思う)

 

また、親以外に褒める人がいる…という環境は日常では少ないので、

コペルが大変大切な存在です。現在小学3年生ですが、3~6歳頃に覚えた

「暗記の達人」「論語集」「円周率200ケタ」などを、長期間空いても、

すぐに思い出して少し練習したら、またすぐにサッと言えるようになるので、

すごいなぁと感じます。

(小学3年生のママ)

と言っています。

ここからも、【理由.1:脳の発育は6歳までに90%終わってしまうから】の重要性がよく分かりますよね。